【読書メモ】内田和成『ビジネススクール 意思決定入門』22
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読書メモ
Part2不確実性のマネジメント 06ゲーム理論 ライバルの出方を想像して打ち手を考える
競争相手より利得を増やす
ゲーム理論
競争相手の出方を予想しながら、最善の選択を探る手法の一つ
マトリックス形式による分析
ビジネスの意思決定によく応用される
自社とライバルが争っている場合の意思決定
小売店のA社とB社
現状維持か駐車場を拡張するか
お互い駐車場を拡張したほうがよい(p.121のマトリクス参照)
前提条件を変えると、結果が変わる
→前提条件を選びながら、利得の数字をどう設定するかが、この分析のとっては重要共倒れしてしまうこともある(p.123のマトリクス参照)
競合の出方が自社の損益にどう影響を与えるのかを予想しながら意思決定する
感想
いろいろ前提条件を変えながらシミュレーションをしていくわけですが、選択肢が無限に増えていき、収集がつかなくなってしまいそうな感じもします。シミュレーションのパターンをどれだけ出せばいいのでしょうか。
こういったときにも、「仮説思考」が大切な気もします。パターンを網羅的にシミュレートするのではなく、仮説に基づいて、いくつかのパターンを出すのがよいかもしれません。
p.121とp.123にマトリックスがありますが、これも、概算で出した仮説かもしれません。ある程度リスクを取らないといけないので、シミュレーションやり尽くすのではなく、ある程度の思い切りも必要なのかもしれません。
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