【読書メモ】内田和成『アウトプット思考』06
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第2章 「アウトプット」から始める情報術 ― 最速で成果にたどり着くために
「情報格差」を見える化すれば、会話はぐっとうまくいく
コミュニケーションの手段としての情報
共通言語としての情報
異なる認識を持つ人同士の間で議論を効果的に進めるには、次の3点を把握する
自分たちの間で共通の情報は何か
自分だけが持っている情報は何か
お互いの間で食い違っている情報は何か
「説得」の場合
相手が知らなくて、自分が知っている情報を提供
相手の知識レベルを知り、必要最低限の情報を提供する
「情報収集」の場合
チーム内でのヒアリング、識者や顧客にインタビュー
自分が知らなくて、相手が知っている情報を意識して聞く
共感を生むためにも必要
「情報共有」の場合
メンバー全体の情報レベルを揃えることが重要
チーム内の対立は、持っている情報の違いによることが多い
議論が紛糾した場合には、一度共通認識の部分に戻るとよい
感想
相手と自分の持っている知識の違いが認識の差となり、議論が噛み合わないことはよくあると思います。コンサルタントの赤羽雄二さんが「聞く」ことを重視していらっしゃるのも、コンサルティングの経験を踏まえてのことだと思います。
議論がヒートアップしているときは、お互いに自分が正しいと思いがちなので、いったん共通情報・共通認識のすり合わせに戻ることは、大切だと思います。
どのポジションにいても、情報レベルのすり合わせは意識したいものです。
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