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【読書メモ】シーナ・アイエンガー『THINK BIGGER 』65

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シーナ・アイエンガー『THINK BIGGER 』目次マインドマップ

読書メモ

第8章 ステップ6 第三の眼

  • 判断に迷うと、周囲の影響を受けやすくなる

    • マイクロソフト・リサーチの研究員、ダンカン・ワッツの研究

      • 客観的なコンセンサスは存在するが、両極端に場合にしか存在しない

      • 「並み」の曲については、サブグループによって評価が大きく分かれる

    • 人は判断に迷うときは、社会的影響を受けやすくなる

      • 極端な曲に限っていえば、他人の評価は有用な情報

      • 大多数(95%)の曲は、純粋に社会的影響の産物

    • 誰かに「そのアイデアはいいね、気に入った」と言われても、それ自体は有用な情報ではない

    • 「第三の眼」は、自分のアイデアを評価してもらうためにおこなうのではない

感想

人の評価は社会的影響を受けており、必ずしも有効な情報ではないという調査結果です。人はほとんどの場合、周りを見て判断を下していることを証明していると思います。

『マスターキートン』の話だったと思いますが、路上で演奏して演奏代を帽子に入れてもらいたなら、自分で最初からお金を入れておくと、お金を払ってくれやすくなるそうです。他人と同じならひとまず安心という信用の担保になっているのだと思います。

ECサイトでの評価も、SNSの評価も、こんなものかもしれません。評価について確固たる何かがあるのではなく、周りの雰囲気に流されているだけなのかもしれません。歴史上の人物も、時代によって評価はコロコロ変化します。人の評価とは、案外、そのようなふわふわした性質を持つものなのだと思ます。

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