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アダルトチルドレンを皆殺しにせよ!

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「子供を虐待したら後々影響を及ぼす」そんな事はわかっている。「こいつきっとアホだろうな」と思われるほどギャルギャルしい見た目のママさんでも、現代ではきっとなんとなくそれは知っている。しかしこういう事を語る奴らを見ていると、アダルトチルドレンの親はきっと虫唾が走ると思われる。

「ならば我が毒親をまず殺せ」

「責任はそのような子供を作った親に言ってくれ」

成人しても、そのようにしか思えないのだ。              昔ほどではないにしろ今でも学校の先生が怒鳴ったり、殴るまではいかなくても、腕を引っ張った反動で壁に生徒が頭をぶつけたなんて話を子供から聞く。その先生がアダルトチルドレンなのかどうかはわからないが、児相と同じ公人ですらその状況であるにもかかわらず、外傷もない疑いレベルで子を連れて行く児童相談所なんて言語道断である。

サポートとする人間は、およそそのような虐待のあった事がない人種が、ほとんどであると思う。

朝、何でもいいからジュースを買ってこいと言われてオレンジジュースを買ってきたら目にでかい(当時はみんなデカかった)TVリモコンが飛んできた事があるか。

クリスマスや誕生日に興味のある物を一度も貰えなかった事があるか。

夜いきなり暴力で叩き起こされる恐怖を毎日感じながら寝る事があるか。

大人になっても鼻や指が曲がって戻らなくなるまで殴られた事があるか。

小学生高学年の子を相手にアッパーカットを父親に狙われた事あるか。

私からすればそのような被害にあった事のない奴が、アダルトチルドレンは虐待傾向が非常に高いから危険視しましょうと言われたところで「では、いっそ殺してくれ」としか思わない。またそのような平和な家庭から生まれたご意見など聞く気になれないのが心理だ。

そりゃそうだろう。幼少期、少年期は反撃も出来ず虐待される続け、大人になったら今度は虐待を受けた親だからとレッテルを貼られ、批難され、平和に育ったであろう児童相談所職員には疑念をかけられる。

「子供を救いたいのであればまずは、被害を受けた親を救え」である。

政治は未来につながる子を守りたい、お年寄りを守りたい等と聞き心地がよい言葉を並べ続け国を作ってきたが、虐待を本当に止めたいのであれば、私を含むアダルトチルドレンを、救えないなら全員皆殺しにしてくれ。

虐待で被害が出るなど実際は30年以上前から現代ほどでないにしろ、当時からわかっていたことだ。

私が小学三年生の時、あまりに嘘をつき続けるからと精神病院で脳波などの検査を受けた事があった。この時「脳の一部が縮んでいる」と診断を受けた。嘘なんてつく理由は、反射的に嘘をついているわけではなく、理由など単純で当時から100回殴られる事案がある中、嘘で10回でも20回でも逃れたらラッキーだから嘘をつくのだ。正直に言った所で殴られるからである。その日々の恐怖が私の脳の一部を縮めていた。それを今更どや顔でおばさんが「虐待はこんな被害を及ぼすのですよ」と言われたところで私達からしたら後の祭りであり、一生救われる事のない環境に絶望しか生まれないのだ。

「だから私は児相でもその事実を話さなかった」

話したところで不利にしか働かないからだ。「過去に虐待を受けた事がありましたか」など余計なお世話なのである。

虐待をした親が逮捕される時代になった。それは傷をつけたわけでなくても逮捕される。しかし虐待を受けていた親はどうなのだ。「可哀想だね、でも法律だから逮捕だ」で納得いくのだろうか。それは解決に繋がるのだろうか。慰安婦問題ですら何十年先の世で責任を取らされる。しかし私達アダルトチルドレンの虐待を受けた事実は、その責任を問うて刑事責任を取らせるどころか、賠償させることすらできない。いや、そもそも裁判すら出来ない。

そんな事実があっても世論も児相職員もアダルトチルドレンの人間が虐待を起こした時、上っ面だけを見て構えたり批難してくるだろうが、それはいい。しかしアダルトチルドレンが虐待を起こす可能性が高いのであれば、なぜそこから改善しない。そこを解決できる方法がなければ負の連鎖など止まるわけがないだろう。

無題

産経新聞からこのようなデーター記事が添付されていた。内容はあくまでも平和な人間が想像する憶測である為、どちらの当事者も経験している私のような人には読む価値のあるものではないと思っている。

しかしこのデータを見れば解決を望むために必要なデータではない事はわかっていただけるだろう。

虐待なしで連れていく児童相談所がまさしく「虐待がない事を認識していたにも関わらず連れて行ってる事もある」証拠データにもなりそうだが、どちらにせよ怪我のない暴力や時々の無視というデータなどを見ても児相がバカなのか、作成した産経新聞がバカなのかわからない陳腐で悪意のあるデータの作り方です。

そもそも虐待を受けた経験の私からすれば怪我のない暴力や時々の無視などで済んでいたらアダルトチルドレンになっていなかったと断言できます。

ご時世的にあれもこれも虐待とされるが、私が子供の頃叱られて頭にゲンコツなんてどこの家庭でもあった。今はそれも駄目だと言われているが、見出しの先生も多かれ少なかれ経験があった歳でしょう。

幼少から少年期にかけて生意気な子で母親に酷い事を言ったら、母親に無視されたり、夕飯を抜きにされたり、時にはゲンコツくらいはあったでしょう。

でもそんな子たちが、全員アダルトチルドレンになっているかと言われればそんな事はない。まともでない私がまともな感覚はわからないが、私よりまともな行動をとっている事はわかる。問題はゲンコツでも打撲でも時々のシカトでもない。

少なくても身体的虐待と心理的虐待は慢性的に攻撃を受け続ける事が問題なのだ。

私は常日頃から、「ゴミ」「クズ」「知恵遅れ」「死ね」「カス」等と毎日のように罵られ、床に倒され腹と顔に蹴りを永遠と思える程攻撃され、血だらけになり、なんども失神する寸前まで首を絞められる。食事中はいつ手を出されるかわからないから常に警戒する。寝る時もいつでもみぞおちに攻撃をもろに食らわないようなるべく丸まって寝る。こんなレベルで虐待を続けられたから、私は脳にダメージがあるのだろうが、母親や先生レベルで頭にゲンコツ食らうなどさして被害はないと言い切れます。

しかしこんな一方的で履き違えた本により母親のゲンコツや時々のシカトレベルまで親子共々隔離して捕まえてしまう現代の法律の本当の被害者とはじゃあ誰なのかという話です。

こんな一方的な本や論文を掲げられるお陰で平和な親や児相、なにも知らない世間様などが暴力的な親とレッテルを貼り、非難して自己顕示欲と自分が良い事をしたと満足感を得る為だけに今度はアダルトチルドレンや、たまたま運が悪く虐待を勝手に疑われ、子供を連れていかれたさして問題でないだろう親御さんがいわゆる「いじめられ役」や「負け組」として利用されているのが現実です。これは本当に国の子どもを守っている事になるのでしょうか。

そもそも壮絶な虐待を受けた人間が「ゲンコツレベルで脳みそ狂って性格まで捻じ曲がるか。アホが」と言っているにも拘らず、政治的な理由なのか国民を余計なレベルで過敏に反応させ票を取る為のおとりにされているのかわかりませんが、研究員が論文として出すならまだしも、死を感じる虐待経験をした事のない奴が、論文を見たり聞いたりしただけで一方的な観点からどや顔で出す本など虫唾が走るに決まっているのです。

虐待はいけません。そんな事はわかっている。でもどうにもならない事が問題であり、このようなアホな本を出すことで本人のオナニーに付き合わされたアダルトチルドレンはどうにかしないと思っている親御さんを更に陰へと追い込んでゆくのです。

なぜ死を感じる虐待を経験した事のないおばちゃんだって言い切れるかわかりますか。

アダルトチルドレンで本当に悩んでいる人は、同じ内容の本を書くとしても「子供の脳を傷つける親たち」なんて題名は絶対につけないからです。

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