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ユーザー起点で考える広告

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おはようございます、国武凜です。
今回は「ユーザー起点で考える広告」というタイトルで、マーケティングや広告に関してお話ししていきます。よろしくお願いしまーす!


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本題に入る前に、今回の内容は著書「ファンダメンタルズ×テクニカルマーケティング」から学んだことを自分なりに咀嚼してアウトプットしたものとなっております。こちらの本、かなり勉強になるのでぜひチェックしてみてください!↓


では本題です。
インターネットやSNSの普及がマーケティングにもたらした変化のひとつに「広告コストが減った」
があります。

それ以前はテレビCMや駅内でのディスプレイ広告などが主流で、そこで広告を打つためにはかなりのお金が必要でしたが、今はネットであれば10万円ほどでも広告を出せるようになりました。コストが下がり、小さい企業でも結構カジュアルに出せるようになった今、広告はビジネスマン全員が考えるべき戦略の一つです。

広告と一口にいってもタイプは様々で、先にもあげたテレビCMからYoutube広告、検索キーワードに連動して表示される「リスティング広告」から自分たちのサイトに訪れた方のみへ表示する「ディスプレイ広告」等、様々あります。

今回はどの広告クリエイティブおいても、必ず踏まえておかないとかなりの機会ロスを生んでしまうであろう「ユーザー起点の広告」に焦点を当てます。

例えば自分の会社で新たに「サラダチキン」ならぬ「サラダフィッシュ」を販売することになったとき、どういったことを考えて広告を打つべきだろうか。
Googleで「サラダフィッシュ」と検索してみると、
「サラダフィッシュ コンビニ」
「サラダフィッシュ 食べ方」
「サラダフィッシュ 作り方」
と出てきます。

ここで「サラダフィッシュ コンビニ」と「サラダフィッシュ 食べ方」に着目して、多くの企業が似たような商品を出しているので他のサラダフィッシュに比べて味や価格が優れている点を、サラダフィッシュおすすめの調理法とセットで説明するコピーが載った広告を出そうと考えます。そうすることで、サラダフィッシュの食べ方に迷っている人へ向けて他の企業のサラダフィッシュに逃げられずアプローチできそうです。

しかし、このようにしてできた広告は既にサラダフィッシュを買おうと思っている人にしかアプローチできません。なぜならこれが「商品起点」の広告だからです。

広告を見てくれた人の中で、その時すでに「サラダフィッシュを買おう!」と思っている人は何%いるでしょうか?多分、ほとんど0に近いでしょう。

日常的に食べるメジャーな商品ならまだしも、こういった少しニッチで普段食べないような商品が狙うべきターゲットは「何を食べようか迷っている人」です。他の企業との比較や調理方法はその後です。

では、広告を見た人に「サラダフィッシュ食べてみようかな…」と思ってもらうにはどうしたらいいでしょうか。

サラダフィッシュには、良質なタンパク質と良質な脂質が含まれており、「サラダ」とつくだけあってかなり体に良い食べ物です。そして、サラダチキンみたいに袋に入ってあって上の部分をちぎるだけでお箸なしで手を汚さず食べられます。サラダフィッシュの特徴は、「健康的である」「手軽に食べられる」この2点がすぐに浮かびます。

ではこの2点を特に求めているターゲットはどんな人でしょう?例えば
「ジムに通っている人」
「健康に気を使っている、忙しいOL」
とかですかね。

まずは商品の特徴をリストアップしてみて、次にその特徴を求めているであろうターゲットを探す。ターゲットが見つかったら、その人たちを起点にして広告内容を考える。

「ジムに通っている人」を起点にするなら、サラダフィッシュに含まれているタンパク質量や魚の脂質がいかに筋肉にいいかを全面的に打ち出す広告を。
「健康に気を使っている、忙しいOL」を起点にするなら、手軽に食べられることを第一に打ち出し、付随価値として糖質の少なさから血糖値が急激に上がることはないので眠くならず、食べた後もバリバリ頭が働くということも訴えた広告を。

こういった感じで、商品を買ってくれるであろうユーザーを軸にした広告を「ユーザー起点」の広告といいます。

商品起点の広告とユーザー起点の広告は、その広告が掲載される場所やタイミングによって使い分けるべきです。
具体的に、何を食べようか迷っている人に対しては「ユーザー起点広告」、サラダフィッシュに決めたけどどのサラダフィッシュにしようか迷っている人や普段からサラダフィッシュが大好きな人へ向けては「商品起点広告」を出すべきです。

てことで、今回は広告の超基礎である「ユーザー起点で考える広告」についてお話しさせていただきました。
何かのお役に立てたら幸いです、ではまた!


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