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#27 【手作り】いくらの醤油漬けと炊き立てご飯

9月に入り、いつも通りスーパーで買い物をしていたある日、お魚コーナーで目を引いたものがあった。

半額シールの貼られた「生すじこ」。

生すじこちゃん

そう、私は生粋の”魚卵好き“なのだ。
たらこ、すじこ、いくら、かずのこ、などなど、とにかく魚の卵が小さな頃から大好物だ。

見つけてしまった生すじこを横目に、旦那さんに買ってもいいか目で訴えてみた。
あまりに欲しそうな顔をしていたのか、笑いながら小さく頷いてくれた。

良いよってことでいいんだよね?と思いながらも、手がすでに生すじこのパックに伸びていた。

家に帰って早速「いくらの醤油漬け」を作るためにレシピを検索。
白ごはん.comさんのレシピのファンなので、今回も参考にさせていただいた。

いくら作りの最大の難関は、なんといっても生すじこをほぐして薄皮を取り除く作業だ。
ぬるま湯を交換しながら、何度も何度も優しくほぐしていく。

薄皮が取れて、綺麗なルビーのようなまぁるいつぶつぶたちが綺麗にボールに集まってくる感じがなんとも愛おしい。

生すじこをほぐし終わったら、用意しておいた調味料を合わせて、一晩寝かせる。

調味料と合わせたばかりのいくら

ぬるま湯でほぐしている最中は、いくらの表面が少し白く濁るが、この一晩寝かせている間に一気に色が染まり、赤黒い光沢感のある宝石に変わる。

一晩漬けたいくらさん

この瞬間がたまらなく好きだ。

この日は夜にいくらを仕込んだので、翌日の夜にいくらパーティーをすると決めた。
もちろんお米も炊き立てを食べられるようセット。

仕事中も夜ご飯のいくらのことで頭がいっぱいで、手につかず、定時のチャイムと共に会社をダッシュで飛び出した。

旦那さんも同時に帰宅し、一緒にいくら丼を盛り付ける。よだれが止まらない。

念願のいくら丼

このビジュアル、ずるすぎる。

こんな贅沢しちゃって、明日財布落としたりバチ当たらないかな???と思いつつ、ご飯を3回おかわりしてしまった。

痛風もちょっと怖い。

実は去年作って味をしめてしまったいくらの醤油漬け作り。
出来合いのものを買うよりはるかにお得に、思う存分頬張れるので、魚卵好きさんへはぜひ手作りをおすすめしたい。

ごちそうさまでした。

3杯目のいくら丼(玄米ご飯)

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