中学生らしい服装とは?
私は中学校の教師である。
中学生らしい服装や髪型とはなんなのだろうか?
中学生の制服がハーフパンツとポロシャツになっただけでニュースになる。
実は、制服を変えるということは中学校にとっては大変なことなのである。
大変な理由は手続の問題である。
よくある流れは
1 年度末の反省で問題提起
2 翌年に審議
3 翌々年に採用
という流れが私が経験してきた学校の手続きの流れである。
しかし、この年度末の問題提起には大変な労力がいる。
上記のニュースのような提案に対して根回しが必要なのである。
生徒指導部長であれば服装の変更は進めやすいかもしれないが
一般教員となると至難の業である。
今夏の件でいうと、確かにハーフパンツとポロシャツは夏場を乗り越えるための適切な対応だと考える。
しかしながら、購入費用や今まで来ていた制服はどうするのかという話になるかもしれない。
「変えれば少しよくなるかも」
ということに対して抵抗勢力の力はとてつもない
変えることによる変化の大きさが大きいほど
「変えたくない」という勢力が反対をしてくる。
今回のポイントは保護者と生徒にアンケートを実施したことであろう。
生徒と保護者の声はとてつもなく大きい。
生徒、保護者の声をもっと聞くシステムを私の学校でも採用していきたい。
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