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【備忘録】 多発性骨髄腫 : 健診4回目 ::セカンドオピニオンからの転院

あまりにも大きな決断を短期間で次々と決めなければならなくて、さすがに凹んでいた。
noteも書いてなかったけど頑張って続けようと気を取り直してみる。
記録するって決めたんだし。


まずは先週の検診の結果
4回目の健診。
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ヘモグロビン : 10.21L
IgG : 6282H
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横ばいといえば横ばい。
そして健診の10日前にセカンドオピニオンを受け、結局セカンドオピニオン先の病院に転院することにした。
先週は健診というよりその相談と事務手続きになった。


セカンドオピニオンを受ける前、noteやブログを探してみたんだけど、いまいち参考になりそうな具体的な記事が見つけられず。
実際に自分が受けてみて、やっぱりあまり詳しいことは書けないなという気持ちになる。
私は専門家ではないからこの先生が良い先生なのかどうかなんて評価できる訳もないし。
また、自分の選択が結局のところ正しかったのかなんてわかる筈もない。
やっぱり医者と患者としての相性ということになるんだよなあ。
でもいくら完治の見込めない病気だとしても、「できるだけのことはやったしこれが寿命だ」と思って死ぬのと、「本当はもっとできることがあったんじゃないか」と後悔しながら死ぬのとは違うと思う。
そこらへんて医者からみると不可解に思えるんだろうか。
私の言ってること、おかしいですかね。


病院の周りのちょっと下町っぽさを残す感じ、気に入っていたのになあ。残念。
まだまだ探索してみたい場所やお店もあったのに。
家からも近かったし。
転院先の病院の周りにも、考えごとをするのにちょうどいい感じのファミレスとか、サンダルを980円で売っている商店街とかあるんだろうか。
今度の病院は電車で一時間ほど。
ちゃんと通えるかなあ。

どこかで見た記憶がよみがえる980円サンダル
パジャマ995円は安いよね


セカンドオピニオンを受けようかと迷っている人に向けて言えることがあるとしたら。
正直病気や病状にもよるし具体的なアドバイスとかないんだよね。
とにかくスピード第一でセカンドオピニオンとか言っている場合じゃないことだってもちろんあるだろうし。
ただ、がんに関して言えば、大きな病院のほとんどにがん相談窓口が用意されていて、そこでは治療に対してある程度の知識を持ったカウンセラーが相談に乗ってくれる。そうしたサービスを利用してみるのも良いと思う。
そう言った面ではがんという病気は恵まれている方なのかもしれないなあ。
周りに頼れる人がいない時、力になってくれるのは赤の他人だったりする。
これって映画『交渉人』のサミュエル・ジャクソンのセリフね。


私が医師に望むのは伴走者であってくれること。
この先の道はすごく険しくて大変そうだけど、この先生が一緒に走ってくれるならなんとか行けるかも。
そんな気持ちになれる人が私の主治医だったら嬉しい。


『交渉人』面白いよ。
公開は1998年。なんと四半世紀前か…