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ドラマ感想文『アンチヒーロー』

今クールで唯一見たドラマ。
昨日最終回を迎えました。リアタイで。

率直な感想として、見ごたえはかなりあったドラマでした。
なんてったって、長谷川博己の色気がすごい。


韓国ドラマを見始めて、『目の演技』を見る目が上がったと自分なりに感じていたのですが。
今回は、長谷川博己の目の演技に引き込まれました。

志水さんとの面会のシーンだけは、血が通った人間の目になる。
法廷シーンでは冷徹な目。
そんな変化を楽しみながら駆け抜けた3か月でした。


若干、通常の警察の活動じゃありえないほどのずさんな捜査もあったのが気になるポイントではあったけど、それはあくまでもエンターテイメントですからね。つい気になってしまうのはご愛敬。


事件のストーリーを描くっていうのは実際にあるし、そうしていかないと数多くの事件の対処ができない。
これもまた現実だったりします。


最後の方で緑川さん(木村佳乃)が言った言葉。

十人の真犯人を逃すとも、一人の無辜(むこ)を罰する勿れ

アンチヒーロー第10話

例え10人の真犯人を逃がしたとしても、1人の無罪の人を罰してはならない。刑事事件の大原則。
これだけは絶対にやってはいけないのに、起こってしまうこともある。

事件ばかり追っていると、その原則を見失うこともある。


『行き過ぎた正義感』の暴走

被害者のために動く警察だからこそ、被疑者の言っていることは本当なのかをしっかり見極めないといけない。
でも、見落としてしまったときに、果たしてちゃんと軌道修正できるのか。

その辺の危うさがすごく描かれていたように思います。

強大な権力を持っているからこそ、慎重に進めなければいけないし、間違った方向に進んでいるのが分かった段階で軌道修正をしなければならない。

自分自身が冤罪の片棒を担いでしまったのに、軌道修正してきた明墨は率直にすごいなと。


所詮はドラマだからとはいいつつ、考えさせられる内容になっていました。

警察官として、ちょっと気持ちがだれたときには見ておいた方がいいドラマとして挙げられる作品です。

まだ見ていない方は、ぜひお試しください!


ちなみに、初めてドラマの記録をしっかりとNotionで残してみました。

  • 制作年、出演者、主題歌などの基本情報

  • あらすじ

  • 印象に残った言葉・シーン

  • 率直な感想

などなど盛り込んで書いてみました。

これだけしっかり見たドラマの記録を残しておけるのも、なかなかたのしいものです。写真なんか入れちゃったりして。もはや自分だけのコレクションの域です。ちょっと気になった言葉なんかも全部書き留めておけるので、記憶にも残りやすいし、見返しやすい。


今日は、ドラマの感想を気持ちが冷めないうちに記事にしてみました。


最後までご覧いただき、ありがとうございます。
スキしてくれるとうれしいです。

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