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【オーストラリア・アデレード大学留学】落単の危機!?無事に単位は取れたのか、、、??~はじめてのセメスターを振り返って~

アデレードに来て1週間ぐらい。明日が隔離最終日!まだ隔離でPCRテスト以外外に出かけていないのでアデレードに来た実感は正直わかない。多分大学の先生や友達に会ったら実感がわくだろう。会う約束はしているものの、まだ自分がアデレードにいるなんて信じられない。私は2020年10月からずっとオンラインで授業を受けてきた。最初はEynesbury Collegeのファンデーションコースで今年の6月まで勉強した。それからはThe University of Adelaide(アデレード大学)で学部の勉強をしている。

ファンデーションコースと学部課程の難易度はかなり違う。ファンデーションコースは留学生向けのコースで基本的に日本の高校を卒業した人たちはそのコースを経由して学部課程に入ることが多い。ほかにディプロマコースを経由する方法もある、とにかく直接学部課程に入ることは基本的にできないのだ。オーストラリアの高校生が勉強する内容と日本の高校生が勉強する内容は少し違っていて、日本の高校ではやらないことをファンデーションコースで補うという感じだ。ほかに、英語でのレポートの書き方などを習う。だから大学でもないしといって高校でもない。真ん中的な感じだ。私は英語で教育を受けたことがないからファンデーションコースでも大変だったし頑張った。でも今学部課程に入って難易度の差に驚き、ファンデーションコースなんてめっちゃ簡単だったんだな、、、とファンデーションコース時代が懐かしくて戻りたいこの頃だ笑

11月にアデレード大学に入って初めてのFinal Examが行われた。結果から言うと今学期は無事にフル単位!私が今学期取っていた科目は4つでこちら。(オーストラリアの大学は基本的に1セメスターごとに4つの科目をとることを推奨。5つは多すぎ、3つは留学生はVISA関係で基本的に認められていない。)

・Mathematics for Data Science I (コンピュータサイエンスの必須科目)

・Object Oriented Programming (コンピュータサイエンスの必須科目)

・Programming (Matlab and C) (コンピュータサイエンスの必須科目)

・Media Professions and Identities (メディアの必須科目)

私の専攻はメディアとコンピュータサイエンスの両方でダブルディグリーだ。そのためほかの人たちよりは自由選択科目(Opened elective class)が少なく、今学期は全部必須科目だった。1つのコースごと3Unitだ。それぞれの科目について私の授業用の手書きノートの1ページと一緒に紹介できればと思う。Final Examのためにまとめたペーパーが本当は一番いいんだけど、試験が終わった後ストレス発散のために破り捨ててしまったので手元にはもうないのだ、、、笑 授業ノートも殴り書きなので汚いのは見逃してほしい。とにかくストレスだったのだ笑

・Mathematics for Data Science I (コンピュータサイエンスの必須科目)

これは簡単に言えば数学とPythonを学ぶコース。データサイエンス系の数学で、Pythonは数学の分野で出てきたグラフなどをプログラミングして作るという流れだった。コンピュータサイエンスコースの唯一の必須科目の数学がこれ。コンピュータサイエンスはゴリゴリ数学が多いイメージだが、意外とそうでもない。1年生のこのコースだけなのだ。といってもこれからとるコースにも数学の知識は必要されていてコース名に数学と書いていなくても結局数学が必要ということが多いと私は思う。

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・Programming (Matlab and C) (コンピュータサイエンスの必須科目)

このコースはMatlabとCのプログラミングを学ぶ。Matlabを7週間、そして残りの4週間でCを学んだ。コンピュータサイエンスでプログラミングを始めるときに1番最初に取るコースでまあ言えば1番簡単なコースになる。実際に授業も比較的にわかりやすく説明していたし(といって簡単というわけでもない)、課題やテストの点数も私はかなり良かった。85%以上はあった。しかし100%のままで維持する異常な友達もいた笑 頭良すぎるだろ、、、このコースを合格するにはFinal Examでハードルがある。ハードルは40%、つまりさっき言ったようにFinal Examを除いて100%のまま維持できててもFinal Examで最低40%取れないと落単となってしまうのだ。40%かよ、余裕じゃーんと思うかもしれないがこれが実に難しい、、、

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・Object Oriented Programming (コンピュータサイエンスの必須科目)

このコースはC++を学ぶ。このコースは先ほど挙げたProgramming (Matlab and C)を履修した後に取るコースだ。そういうことを知らないままこのコースをとってしまったので最初は本当にちんぷんかんぷんで苦しんだ。無事に奇跡的に単位が取れたので良しとするが、、、みなさんはちゃんとこのコースは前もって何のコースを取らなきゃいけないというリクエストがあるかどうかのチェックをするように、、、わからなかったら大学に自分からメールして聞くこと。自分からいくことが本当に大切、大学の人たちは何にもアドバイスなどはしてこない。

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・Media Professions and Identities (メディアの必須科目)

このコースはメディアの必須科目で、Final Examはなかった。課題と出席で評価。課題はブログ作成、ポートフォリオ作成、レポートなどだった。なので正直このコースはものすごく楽で余裕にいい成績が取れた。このコース大変という人たちはみんなメディアしか専攻していなくて、コンピュータサイエンスとダブルディグリーしていれば100%間違いなくメディアの授業はものすごく楽で簡単になる。コンピュータサイエンスは比べ物にならないほど苦しくて大変だからだ笑 このコースでは、メディア分野の職業についてを学んだ。そしてチュートリアルクラスでは毎回ディスカッション、毎回オージーの英語力に圧倒されていた笑 メンタルを強く挑む必要があるクラスだった笑 ちなみにこのクラスのノートはない笑 スライドに書き込んだぐらい。

理系は授業の数も多いし課題も重いし予習も多いしとにかく大変!私の今学期の時間割がこちら。冗談抜きで泣きながら勉強した。

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1日10時間以上勉強は当たり前、お風呂とご飯以外は勉強だ。試験週間でもないのに毎日勉強に追われていた。嫌々勉強というよりもやらないと本当に置いて行かれる、卒業できなくなる。だから自然と机に座ってパソコンを開いて課題や予習などをやるのが当たり前だった。お気づきになっただろうか?メディアのクラスがなんと月曜日の午後2-4時の週1回しかないのだ笑 それ以外は全部コンピュータサイエンスのクラスだ。どれだけ負担の差があるのかお分かりに頂けただろうと思う、、だから今言えることは、気軽に理系留学を選択してはいけないということ、、、といって文系留学も気軽に選択してはいけない。レポートや作品課題に追われる日々だ。個人的にはレポートをたくさん書くよりも問題を解いたりプログラミングをしたりした方が楽しいしそれが私のやりたいことだ。留学したら長期休み以外遊べないことを本当に覚悟していた方がいい。土日も勉強に追われる日々だ。バイトだってそんなに入れることができない。本当にハードだ。

1日10時間以上勉強してきて、試験週間はインターンなどの作業をお休みさせてもらってもっと勉強した。それなのに私のFinal Examの結果はなんと不合格。WHAAAAT!!!???? 私の努力は報われなかったのか、、私は真面目にコンピュータサイエンスを専攻するのをやめた方がいいのでは、、、とにかく泣きまくった。

アデレード大学は、「Additional Assessment」といって追試の制度がある。全員対象ではなく、惜しくも45-49%をとった生徒向けにセカンドチャンスを与えている。(合格ラインは50%)私も48%や49%でその対象になり、セカンドチャンスはもらえたのでとにかくネガティブ発言をしつつも泣きつつもひたすら勉強をした。その頃はドイツ渡航済だったが、ドイツの場合じゃなかった、単位を落としたくないという一心で勉強した。ドイツとアデレードの時差は確か9時間半。なので追試の時間は朝4時からだったり夜中0時からだったり、、、笑 あの2週間だけでニキビも増えたし体調も悪くなりかけた。おかげで無事に合格し、今学期フル単位!!!ぱちぱち!!!!なのでコンピュータサイエンスを続ける自信がつき、次のセメスターも泣きながら勉強して4年後は無事に卒業します!!!!ちなみにその追試制度がない大学が普通のはず、アデレード大学はちょっと特殊らしくて私はそれを狙って入ったわけでもない笑ので、本当にラッキーだったなあと!追試にならないことが1番だけど勉強を頑張ったのに追試って本当に悲しかった、、

次のセメスターからは対面授業!!!ほんとに待ちきれない!!!やる気モチベーションが100倍以上も違う!!!

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