真面目な子でいることは果たして良いことなのか?⑥

さて。

ここからが本題かもしれません。


私は大学受験で国立大学になんとか合格し、

高校受験で失敗した経験をやっとプラスに捉えることができました。


このまま、大学の授業もたくさん勉強していこう。


そう決めていました。


しかし。

大学の授業って難しい。


教授が板書したものをノートに写し、あとで見直してみると、よく分からないキーワードばかりが羅列されている。

ちんぷんかんぷんです。


教授は研究が主で、学生に対する授業はプラスαの印象を受けました。(そうではないところもあると思いますが)

大学生になって、「教えてもらう」という態度ではダメだと気づかされました。

自ら学んで、知識を深めていく・・・つまり学習が必要なんだと感じました。


そのことに気づくきっかけを与えてくれたのは教育学の授業でした。

その授業では、グループワークが多くありました。

グループワークの授業というのは、当時の私にとって面倒くさいものでした。

というのも。

普通の授業は、黙って聞いていればよかったからです。

ワークの場合は、自ら発言して動く必要がありました。


高校生までは、ずっと受け身の授業でした。

真面目であること、勤勉であること、それが求められてきました。


しかし、大学は自由です。

90分授業で自由に出入りし

出席をとる日もあればとらない日もある。

学生が単位を落とそうが本人の自己責任。

大学は高校の延長ではない・・・。


その気づきのおかげで

私は

受け身な自分から離れて

自ら考えるようになります。

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