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All winの関係性 ~陸前高田と太田ゼミの新挑戦~

○2021年度 太田ゼミについて

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(玉川大学 2021年10月5日 撮影 太田ゼミより)

私たち玉川大学リベラルアーツ学部太田ゼミは、国際問題と私たちにとって身近な日常生活とのつながりを分析し、課題解決まで考えるゼミです。これまでの授業では、多岐にわたるテーマをディスカッションしてきました。

2021年度春学期。3年生の授業ではそれぞれ興味のあるテーマを一つ選び、学生が実際に授業を行いました。女性の管理職問題について、大麻合法化について、カフェが提供するサードプレイスについてなどについても扱いました。

夏季休暇に入ると、3年生と4年生が共同で作業することも増え、岩手県陸前高田市でのボランティアや交流を通して学びを深める“ゼミ合宿”がスタートしました。

本ゼミの合宿では「日本国内の問題を考え解決していく過程は、国際問題を考えるうえでつながるモノがある」という太田先生の考えのもと、2011年3月11日の東日本大震災から岩手県陸前高田市で行っています。

また、玉川大学太田ゼミは2011年度に文学部から活動が始まり、太田先生の異動により2019年度からはリベラルアーツ学部で活動を引き継いでいます。
東日本大震災から10年が経過した今、私たちに何かできることはないかと考え、一昨年11月の学園祭ではゼミ活動の展示・陸前高田の特産物の物産店、12月に東京都町田市主催の「まちカフェ!」というイベントに初めて参加。更に昨年1月には学内での特産品の販売や学食と協力して陸前高田の食材を使ったメニューを考え販売し、より多くの人達に陸前高田の魅力を知ってもらう活動を続けてきました。

(今年度も11/27,28,12/1に「まちカフェ!」の参加を予定しています。)

○今年度のテーマ「All-Win」に込めた思い

私達太田ゼミでは2012年より毎年岩手県陸前高田市との交流の継続と発展を目的にゼミ合宿を行っています。今年で10年目になりますが、毎年全く同じ内容の合宿はありません。

昨年度は新型コロナウイルスの影響もあり、遠隔でZOOMを使用し、現地の方々の声を“聞く”、現地の状況を“知る”をテーマに理解を深めていました。私達が現地の状況を知り、Noteを使って議事録にまとめることで両者にWin-Winの関係を築くことを目標にしました。

しかし、今年度は“太田ゼミの新挑戦”をテーマとし、更にレベルアップした内容でゼミ合宿をすることになりました。4年ゼミ長の三橋さん、太田先生の三人で練りに練ってたどり着いた答えが“ゼミ合宿をする目的と意義”です。この目的と意義を明確にすることが何よりも大事だということに改めて気づきました。

昨年度のように我々ゼミ生と現地との関係で完了してしまっても良いのかという小さな疑問から生まれた言葉があります。それがAll-Winという言葉です。

All-Winとは、自分と他者がWinであると同時に、その二者を取り巻く環境や人間関係にもWinを与えるということです。我々の活動に興味を持ってNoteを読んでくださった読者の方々にもWinを。読んでくださった方の仲間や家族にもWinを。このように第三者、第四者と“プラスの流れ”が循環していって欲しいという思いからAll-Winという言葉を選ばせていただきました。三人が納得した上で後日、ゼミ生に伝える運びとなりました。

ZOOM会議の途中で“利他“という言葉も生まれました。
しかし、利他であるということは自分以外の誰かのために尽くす、貢献するということ。
これは素晴らしいことですが、All-Winとはかけ離れてしまっているということで選択肢から外すことになりました。

自分も相手もその周囲も幸せに、学びになれば、All-Win。

未だ収束が見えないコロナとの共生社会。
これからNoteを読んでくださる皆さんが何か一つでも人生の足しになれば、

二度と訪れない“今日という一日”を生きる原動力になってくれれば嬉しいです。

そして、太田ゼミが作成したNoteを読んだことで、改めて自分たちが生きているということは決して当たり前ではないということに気づいていただけたら幸いです。そして我々もまた、かけがえのない一日を大切にしたいと実感する日々です。
                                                                                                  3年ゼミ長 木口 雄太

○今年度のゼミ合宿について

おやき

(陸前高田 2015年9月11日 撮影 太田ゼミ合宿5期より)

先程述べたように、太田ゼミでは2012年より毎年岩手県陸前高田市との交流の継続と発展を目的にゼミ合宿を行っていました。ですが昨年度、今年度共にコロナ禍が続いているため遠隔で主にZOOMを使用してゼミ合宿を行いました。昨年度に続いて、「らら・ぱれっと」さんと「工房めぐ海」さんとの陸前高田の方との交流をしました。また今年度は加えて大学生の防災意識が低いことから防災についても勉強をしています。以下は各班の活動について書いたものなのでぜひご覧ください。

らら・ぱれっと班

コロナウイルスの影響により、らら・ぱれっとでは販売先や販売先のイベントが無くなり、コロナ前より、直接販売する機会が減ってしましました…そこで、太田ゼミが毎年お世話になっているらら・ぱれっと代表の岡本啓子さん指導の元、飲むりんごゼリーのラベルデザインを一緒に作成することを検討しました。コラボして宣伝することでAll-Winの関係を築くことを目標にしています。Noteでは啓子さんの紹介だけでなく、ラベルに込めた思いやラベルデザインにした目的・理由もまとめています。

工房めぐ海班

めぐ海班は広田町の「工房めぐ海」さんと、めぐ海のホームページを作成している「一般社団法人トナリノ」の吉田健太さんとの協力関係の元、活動を行っています。以前から太田ゼミと交流のある工房めぐ海さんとコラボするということが決まり、現状を聞くために臼井美奈子さんに連絡を取るところから始まりました。臼井さんに連絡したところ、コロナ禍でイベントが延期また中止になったこともあり、お焼きの売上が伸びていないとお聞きしました。そこで私達はめぐ海さんのお焼きを広めるためにゼミ合宿で動画やNoteなどSNSを通して活動することに決まりました。今はそのNoteや動画作成を完成するべくグループに分かれて活動しています。

防災班

大学生の防災意識の低さを改善するために、防災に関する知識を楽しく学ぶことを目指して、防災ゲーム、防災グッズ、非常食の三つに分かれて活動しています。防災グッズや非常食作りでは一般家庭にあるもので誰でも簡単につくることができるのが最大のポイントです。実際に自分たちで防災グッズや非常食を作り体験したことを基にどのような点が良くて、どのような点が改善すべきか分析し、多くの人がいざと言うときに役立たせることを目標に活動しています。また防災ゲームを行いゼミの皆と防災時の行動の仕方について意見を出し合います。

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○所属メンバー 准教授 太田美帆
4年生(10名)
泉谷響 上原楠玖 尾方虹太 君川洵 斉藤響 
高橋良輔 黛美舞 水谷宥諒 三橋昇太 村田依迪

3年生(9名)
宇田川怜菜 木口雄太 小林桃子 坂井麻依 澤根蓮 清水悠生 高橋有咲 高橋直己 松井建