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2019年、やり残しを無くすためにnoteをスタート。

「さよなら2001年」というMr.Childrenの曲をご存じでしょうか。

年末になるとこの曲のことを思い出し、「来年もたくさんいいことがあるといいな」という希望と共に、気が付けばテレビではガキの使いが始まって、カウントダウンすることもないまま、新年を迎えています。
今年はその風情に流されず、やり残しを無くして年を越したいと思いました。

年初に「マーケティング×働き方で、100人に1人のマーケターになる」という目標を、ひそかに掲げていました。『100万人に1人の存在になる方法』という本が出ていますが、それに比べると手近な目標に感じるかもしれません。
組織の大小はありますが、1社に平均5人のマーケターがいるとすると、100人に1人は、20社に1人の存在。20社というと小さな業種・業界の中では、特異な存在といえそうです。この推定は後付けですが、とにかく10人中1番になれる軸を2つ見つけて100人に1人を目指す、と考えたのでした。

そのためにはインプットもアウトプットも足りておらず、何かしらツールを使って発信してみようということで、年末の最中にnoteを開設しました。

書く上でのルールは「感性に引っかかった物事を記録する」。

最初の記事は、いきなり「2019年の振り返り」というテーマでいきます。

1.手帳を復活させて、人生が少し変わったかもしれない。

モレスキン、フランクリン・プランナーなどこれまでにいろいろな手帳を試しましたが、今の会社に転職した5年前からは、Googleカレンダーやタスク管理ツールを日用使いすることになったため、手帳をやめました。
しかし、何がきっかけであったかは忘れたのですが、2019年から手書きの手帳を復活し、1年間毎日その日のGoodとBadを書き残しました。厳密には、2日ほど飛ばしてしまう日もあったのですが、記憶をたどり365日何かしらの記録を続けました。

高校時代から独身時代は、収支管理を1円単位で記録したり、独身時代には食事を記録していたことがあり、「書き残す」ことに苦手意識はありませんでした。(スマホが出る前の時代で、データが残っていないのが残念ですが)

日々振り返りを書き残して、良かったこと。

・まとめて見返すと自分の中に起こる変化、無変化、思考の癖に気づける。
・振り返りが「計画」を助長するようになった。毎週日曜日に、翌週のことを考える状態が作れている。
・1日をうまく締められるようになってきた。前まではその日起こったことや、途中の仕事が気になって、モヤモヤした状態で眠りについていた。
・幸福実感が増えた。1日一つは感謝すべきことがあると気づけた。

再び使い始めた手帳によって日々の生活習慣が好転し、少し大げさですが人生を変え始めているかもしれません。


2.すべての行動に数字目標。私生活から達成癖を育てた。


手帳を復活させることで、2019年は目標を可視化し、実現につながる行動を定量的に決めて取り組みました。

・年間ランニング650km
・年間読書30冊
・映画30本
・クリーンヒット51本

ランニングは大晦日の本日時点で542.8km。ハーフマラソンにチャレンジした12月に向けては月間70kmにペースアップすることで達成率83%まで近づけました。中学の野球部時代以来の距離だと思います。

次に読書。年始1冊目に選んだのが「レディ・ジョーカー」。20代の頃よりも活字を読む集中力がなくなっていることを自覚していました。そこで、普段はほとんど読まない推理小説を選び、上下巻で1000ページ近いボリュームを読み切りました。「読めば、読める」という当たり前の感覚を掴みました。しかし、読書時間をうまく確保できていないことと、選書がうまくいっていないこともあるのか、「読了30冊」という目標に対して20冊ぐらいに終わりました。

映画30本。これも正しく計測できておらず、おそらく20本ぐらいは観たと思います。映画館には一度も行ってません。半分ほどは子供と一緒に観た金曜ロードショーですが、意図的に日常から離れる時間を作れたことは、豊かさの実感につながった気がします。

そして、クリーンヒット。これはイチローの現役引退にちなんで、「今年は仕事で51本ヒット性の結果を残そう!」と決めてました。手帳に書いたGoodのトピックから、「このアクションは数字につながった」「良いアイデアをひねり出せた」という行動結果を、「クリーンヒット」と自己判定して、カウントしました。イチローの引退試合(3月)からの計測で、年内に51本を達成。ポテンヒットも数えたりと、最後は甘めの判定もありましたが、打席に立ち続けたということを評価して、達成に持っていきました。

仕事では、今年はマーケティングのオフライン施策を受け持ち、施策量を落とさず、結果の質を高めるために、取り組みの意義とチャレンジを続けました。私生活におけるジョギングや読書など、一つ一つの行動に確固たる目的があるわけではないのですが、複合的に「達成しにいく癖」が身についてきた気がします。人のパーソナリティとして、専門的な技能、コミュニケーション力などの資質に比べて、エネルギーや熱意は先天的(うまれた時に備わっているもの)といわれます。自分はそれらが低いという自己認知がありますが、平熱が少し上がるぐらいの変化はあったかもしれません。


3.年間5回。もっと好きになった、瀬戸内。


淡路島を入れると、思ってた以上に行ってますね。瀬戸内の魅力については、別で書いてみたいと思います。


・念願の、鞆の浦
ドラマ「流星ワゴン」のロケ地であり、ノスタルジックな街並みに憧れていた鞆の浦をついに訪れることもできました。對潮楼から見た景色は、窓枠があることで生きた絵画のように美しく、筆舌することが難しいほどでした。

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・瀬戸内に浮かぶ”うさぎ島”、大久野島
戦時中毒ガス工場があった跡地に、700匹以上のうさぎが生息するうさぎ島。フェリーで15分でいける、非日常なひと時を過ごせました。

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さて、2020年はどんな1年にできるのか。どんな1年にしたいのか。
残りの冬休み、いろいろ考えてみます。

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