真のゴールデンウィークを作った話
何の話？
今回のお話はまとめると以下の1行で終わってしまいますが、もうちょっとだけお付き合いいただけると嬉しいです。
- JX通信社ではGWを平日化し、休みは夏に持ち越します
はじめに
こんにちは、JX通信社で人事を担当していますカワイです。コロナウイルスの影響で外出できない人も多いのではないでしょうか。 JX通信社でも全員が原則リモートワーク体制に切り替わっています。郵便物を覗きにオフィスにたまに顔をだすと「あれ…今日は日曜だっけ」という感覚に陥ります。
御存知の通り、外出自粛が求められているのは5月6日まで。薄々勘づかれていると思いますが、これは今年のゴールデンウィークとドンかぶりしています。せっかくの連休でも、いちご狩りや夢の国やキャンプやサウナを楽しむことはできません。なんてこった。
それって休みの意味ある？
もともと、休日の役割は「仕事から離れて心身ともにリフレッシュすること」にあるはずです。特に、少しでもサザエさん症候群の発症を遅らせることのできる連休が果たす役割はとても大きいです。ただでさえ平日も土日も家にいて「今日も100歩しか歩いてない…」状況の中、GWで5連休をもらっても嬉しいでしょうか。私は嬉しくありません。
せっかく休みを取るのなら、心安らかにリフレッシュできる環境が戻った際に、本来の目的に即した休暇を思う存分満喫できないものだろうか…検討してみました。
目指せ本当のゴールデンウィーク！
今年のカレンダーを見つめると、ゴールデンウィークの中でも月曜〜金曜に重なっているのは4/29,5/4,5,6の4日間。これらを通常の営業日に変更したとして、どこかで代わりの休みがもらえたら良さそうです。その4日間をどう休みに変換するか、いくつかパターンが考えられます。年次有給休暇に換えるのか、どこかでみんなで休む時期を指定するのか…
休む時期を一律で指定するのはそれぞれの仕事にも影響がでてきてしまいますし、時期を選んで休めた方が利便性があるはずです。色々思い巡らせましたが、幸いなことにJX通信社には「夏休み制度」というものがあり、それをうまく利用できないか考えました。JX通信社の夏休み制度は以下の通りです。
- 毎年3日間の休みがもらえる
- 6月〜10月の間で任意の時期に取得可能
- 一度に取得 or 分割取得は個人の自由
お盆の時期に全員一斉に休むのではなく、好きな時期に休めるのが魅力です。お盆はどこも混みますもんね。
この夏休みに、元GWだった4日間の休みを追加するのはどうでしょう。好きな時に使える夏休みが3日間→7日間にグレードアップするわけです。土日とくっつけて連続して取得すると最大11連休が可能…すごい。思わず「働け」と言いたくなります。
自由に使えるという点では有給も同じなので、夏休みではなく有給に換算することも考えられました。しかし使わずに放置されてしまうと休みの意味がなくなってしまいます。そのため、夏休みというイベントで取りやすさを担保しつつ、あえて消化期限をもった夏休みに編入することにしています。
仕上げに一工夫
とはいえ、もともとのGW中に予定が入っているよという方もいることでしょう。休むときはわざわざ有給を使わないといけないの？といった声が上がってきそうです。そんな方のために、夏休みの取得期間を「6月〜10月」から「4月〜10月」に変更しています。こうすることで本来のGWで休みたかった日にも夏休みを利用して休める仕組みを作ることができました。かんぺき！
10月までにコロナ騒動が落ち着いていない可能性もありますが、そればっかりは読めません。その時はまた柔軟に対応しましょう。
今回の対応の内容をまとめると以下のようになります。
- GWだった4/29,5/4,5,6を営業日に変更
- 任意の3日間だった夏休みを任意の7日間に変更
- 6-10月だった夏休みの取得期間を4-10月に変更
- 10月までにコロナが収まってなかったらまた考える
最後に
今回はJX通信社がGWを後ろ倒しにし、真のゴールデンウィークを獲得した（する予定の）話をさせていただきました。実際に始まるのはこれからなので、未知の部分はありますが、現時点で社内からの評判は上々です！
もちろんこの対応は2020年度限りの時限立法で、来年以降の予定はありません。が、1年中の祝日を集めて任意の場所に使えるとしたら何連休になるかな…と妄想を膨らませていました（やるとは言ってない）。
これからも、状況の変化に都度柔軟に対応していける会社でありたいと思っています。そんなJX通信社に興味をお持ちいただき、話してみたい社員がいたらお気軽にご連絡ください。Zoomランチなどセッティングしますので、そこでお話できることを楽しみにしています。
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