第1回「理想の学校を語る会」&熊本ウィングスクール体験シェア会に参加した感想~教育の本質とは?~

こんばんは。木下です。昨日は、更新を休んでしまいました。理由は、昨日色々と刺激やアドバイス等を頂き、興奮と疲れが出てパソコンに向くことができませんでした。また、昨日のことも報告をします。すいません・・・。
 今日は、それよりもタイトルのイベントに参加した感想と自分なりに考えたことを共有したいと思います。今日、参加したイベントは教育系のイベントです。
 まず、参加者の多くは現在何にかしらの立場で日々教育と向き合っている方々でした。最近、教育というものに興味を持ちだした僕は、「今、宮崎の教育を考えてる方々はどんなことを感じているのか?現場で何が起こっているのかを知りたい」という気持ちで参加しました。さらに、「教育の本質とはなんなのか?そもそも、教える必要があるか」という自分の問いに対して、自分で答えるヒントを見つけられたらいいなという気持ちで参加しました。

1.感想
   感想としては、参加者同士が本音と本気でお互いが向き合う場所になっていました。今回は、初めてお会いする人がほとんどでした。そんな中でディスカッションになれば、お互いがちゃんと意見を言いあい、聞きあい、そして質問しあうという光景がありました。さらに、僕みたいな若者の意見に耳を傾けてくれて、その意見を受け止めてくれる場所はありません。しかも、ちゃんと議論をしてくださってくれました。
 僕は、みなさん自分の意見を言わないのではないかと思っていました。なぜなら、過去にこういうワークショップ形式でディスカッションをするシーンでは、参加者が黙ってしまうという経験があったからです。言い方が悪いかもしれないですが、日本人は、インプットは得意だけどアウトプットは苦手な傾向があると思っていました。
 だからこそ、今回は新鮮でした。全力で向き合ってくる人とのディスカッションは楽しかったです。僕の心が動き、頭は自分の考えを言語に落とし込もうと必死でした。こういう、議論も必要だということを改めて感じました。日々、積極的にやっていきたいというおもいになりました。

2.気づき
  気づいたことは、2つあります。1つ目は、「教員」という職があまりにも完璧でいなければならないというマインドや閉鎖的な環境づくりになってしまっていることです。先生だって、人間です。だから、得意なことや苦手なことがあるはずです。でも、任された仕事の中で苦手であったり、嫌いなことがあって自分で処理しないといけない状況で、隙間の時間がないということを知りました。僕自身も先生が「そんなこと、先生にはできない」や「やりたくない」ということを聞いたことがありません。学生時代の僕は、「先生=完璧」という認識をしていることに気づかされました。そして、先生も周囲の状況に応えるように必死になっている状況を知りました。その時に「もっと、学校内で完結させずに外部のコミュニティを活用して、子供と接すればいいのに・・・」ということを感じました。でも、学校の現状は活用するのにも様々な資料作成をしないといけないらしいです。今の仕組みでは、アウトソーシングをして負担を減らすのは難しそうでした。現状の仕組みに工夫が必要だいうことを感じました。はやく、先生たちが外部と連携を取りやすい仕組みを作れるように考えてみたいなと思いました。そのためにもっと現場を知りたいです。
 2つ目に、勉強を遊びの一環だということをマインド変換していくことで自由度がぐーんとUPできるということを気づきました。「義務教育や国が定めた要領に基づいて教えないといけない」ということだけが先走り、がんじがらめになってしまっている現状です。先生も親も「こうしなきゃ」と意識が強すぎるなと感じました。もっと、勉強は遊びの一部として捉えて一緒に遊ぶぐらいの気持ちでやれれば、自由度があがるのではないかと思いました。だからこそ、みんなで全力で遊べるコミュニティ作りが大事になってきます。これからの課題と捉えて、解決策を考えていきたいと思いました。

3.問いへの解答(現時点)
   まず「教える必要があるのか」ということへの問いをしたいと思います。簡潔に言うと「必要ない」と現時点では考えます。理由は、子供は十人十色で持つ能力や興味を引き出すのに教えるということ自体が違うのかなと感じました。だって、僕はその子の行く先はわかないからです。でも、一緒に考えたり、問いを投げかけることはできます。だから、必要ではないのかなという答えに至りました。
 教育の本質も前段と似てますが、「問いを与える」が僕が考える本質です。僕は、教えて、育てることへ限界があると思います。だって、僕自身しらないことやできないことは山ほどあるからです。ただ、問いを与えることで自分で考えて、調べるきっかけになるかもしれないからです。それの繰り返しをやることで人は育つのではないかと考えました。

以上が今日参加して感じたことでした。明日から自分史の続きを書きます。
では、また明日です。

#イベント #教育 #車椅子  

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