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ツイニングプログラムとは

マレーシアの大学を選ぶ際に重要なポイント『ツイニングプログラム』について

マレーシアの大学ではツイニングプログラムと呼ばれるコースがあります。

これは簡単に言えば「マレーシア以外の海外大学に編入する」コースです。

どういうことか詳しく説明していきます。


誰がツイニングプログラムを考えるべきなの?

結論をいうと下記2点にあてはまる人はツイニングプログラムを考慮すべき人達です。

マレーシア以外の海外大学を経験したい(卒業したい)
マレーシアだけの学費よりも高くなっても問題ない

なぜこの2つなのかというと、

ツイニングプログラムは編入のプログラムなので、海外の大学で卒業することになります。

つまり2カ国の大学で授業を受け、2カ国目(マレーシア以外)の大学の学位を手に入れることが可能なのです。

もし、アメリカに行く場合なら、2年間マレーシア+1年間アメリカで過ごすことになります。

格安のマレーシアよりも学費や生活費はもちろん高くなるのですが、アメリカの大学に行くよりは安くなるのが特徴です。


どのタイミングでツイニングプログラムを決めれば良いの?

ツイニングプログラムはそもそも大学や学部によってない場合もあります。

ツイニングプログラムを活用したい場合は、大学選択の最初から考えて大学・学部を選ぶ必要があるのです。

そして、大学に行った後に自身でInternatioal Office(編入などの相談オフィス)へ相談しにいってください。

編入のために必要な授業や、逆に取らなくても良い授業を教えてくれます。

注意してほしいのは、授業の成績上位者が行けるなどの制約もあるため、希望者全員が行けるわけではありません。


どの大学に行くことが可能なの?

提携大学も、マレーシアの大学や学部によってまちまちです。

ビジネス系の学科は多くの大学で提携先がありますが、マイナーな学部になると提携していない場合などもあります。

ツイニングプログラムを希望する場合は大学の公式サイトなどをよく調べてみてください


提携大学には何年間いけるの?

マレーシアの大学と提携先の大学の年数はいくつかセットがあります。

「2+1型」、「1+2型」、「3+0型」があります。

「2+1型」はマレーシアで2年間、提携大学で1年間履修して卒業

「1+2型」はマレーシアで1年間、提携大学で2年間履修して卒業

「3+0型」はマレーシアで3年間勉強して卒業すると、提携先大学の学位が取得できるというプログラムです。

※大学によっては 2 + 2 の形もあり、大学の担当者へ相談が必要です。


学位はどっちの大学で授与できるの?

学位は提携先の大学になります。

つまり最終学歴はマレーシアではなく提携先の国となります。


提携先に行ったときの費用はどうなる?

学費・授業料ともに提携先の大学の金額となります。

ですので、マレーシアに3年間いる場合よりも基本的には高くなります。


注意点やまとめ

・必ずしも希望者の誰もがツイニングプログラムで提携校に行けるわけではない(成績などの基準あり)

・志望する場合は入学後 International Office へ相談必須!

・学費や大まかの生活費についても事前に相談しておこう!

・合計3年間で卒業できない提携校もあるので確認が必要!


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