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日本の大生保会社に新型コロナによる入院給付金を請求する

先週の3日勤務とは打って変わっての5日フル出勤は、かなりキツイものがありました。あなたは無事に泳ぎ着いたでしょうか。

さて、……

私自身はまだ新型コロナウイルス感染症に罹患していないのだけど、春に娘が罹患した。娘は在宅で10日ほど療養し、無事に健康を回復した。

入院しなかったので、保険会社に対し特に請求手続はしていなかった。しかし、たまたま流れてきたtweetに「今は在宅療養も入院扱いとなるが、その扱いを見直す動きがある」旨の記載があった。

これはやってみる価値があると思い保険会社のサイトを調べてみた。すると、基本的には在宅療養も入院と同じ扱い、つまり入院給付金の請求ができることがわかった。

昨今は入院したくても病室の空きがなく、やむなく自宅療養せざるを得ない人が多発したのが実情。だから、保険会社としてもその点の公平を図ったものと推測する。

ここで、生命保険の入院給付金は損害保険とは建て付けが異なる点も、支払う方向での検討を後押ししたと思っている。というのは、損害保険はまさに損害の補填が主旨なので、支出した費用が対象となる。

私は実際、損害保険会社から手術に関わる保険給付を受けたことがある。その時は、治療費部分については領収書の金額、つまり実費が支払われていた。この発想は生命保険にはない。

生命保険の場合は損害の補填ではなく契約で定めた金額と病態を基に保険金の給付がなされる。だから、自宅療養であっても入院と同等とみなされれば、自分が実際にお金を払っていなくても給付の対象となる。

事前にそのようなことを考えて、保険会社の電話窓口に請求方法を電話で問合せた。実は、契約者本人の罹患であればサイトから直接請求できたのだが、今回は私が契約者であるものの罹患した娘が被保険者であることから、請求は電話で受け付けるとサイトに書かれていたのである。

いざ電話を掛けると、想像通りなかなか繋がらない。一時ほどではないにせよ感染者はまだまだ多く、請求する人も当然多いからだろう。

やっと繋がって電話した意図を伝えると、給付金の対象になると告げられた。しかし、請求書様式は私を担当する営業社員から渡すという。郵送してもらえないかと頼んだが、「規則ですから」と一蹴された。

営業社員と会うためには、日程調整が必要になる。昨今では電話を掛けるのも時間泥棒扱いされる風潮である。それなのに旧態依然としたマイルールを強要され、正直不快感を感じた。

営業職員とメールでやり取りして日取りを決めて、リアル面会で請求書類を受け取る。書き方等について特に指導を受けることもなく、やはりこの人件費と郵送費を比較したら、郵送の方が低コストだと思われた。

家に帰って書類をよく読んでみる。すると、提出書類として病院での治療内容が分かる診療明細付きの領収書という記載があった。実は、私の居住する自治体では中学卒業までの医療費は自治体が負担してくれる。つまり、領収書はない。そのため、お金を払って診断書を書いてもらうこととした。

これに加えて、親子関係が分かる住民票も求められた。保険契約時にはそのようなものを求めなかったのに、請求の段になって要求するというのは、納得しづらいものがある。しかし、喧嘩をしてもしょうがないのでコンビニのコピー機から発行することとした。

このような形で書類をそろえて送付したが、1週間を過ぎた現在、未だ支払われていない。これまでは、他社と競うかのような早さで2~3日で支払ってくれたのだが、ちょっと勝手が違っている。

今のところ問合せの電話もないが、それはまだ見られていないということだと臆測している。結果は別途ご報告したい。

お読み頂き、ありがとうございました。

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