Kindleで「成年後見制度の利用見送りに至るまでの体験記: 成年後見人ガチャは回せない」を発刊しました
一年前と比較すれば、ものすごくたくさんの新型コロナ感染者が出ているのに、外出制限は特に掛かりませんね。自分は罹らないと都合良く考えてしまう正常性バイアスも人間らしいのですけど、やはりよろしくないですよね。
さて、……
標題の通りです。
Kindle出版で2冊目、その前のVOYAGER殿での出版も合わせると、都合4冊目となります。著書一覧は以下のリンクから表示されます(サムネイル表示はされないようで、申し訳ありません)。
私はこれまで、中高年世代が直面する親の葬儀、それに付随する相続。もしかしたらその前から始まっているかも知れない介護について、電子書籍化してきました。
今回のものは、そのどれもに関係するかも知れない成年後見制度について書きました。
成年後見制度は、必ずしも親に関わるものとは限りません。私は親の認知症からこの制度を知りましたが、適応範囲はそれよりも広いです。
例えば、わが子に障害があった場合、その子が成年に至れば、検討が必要になることもあります。また、片親が認知症を発症していて、もう片親が亡くなった時の相続での遺産分割協議時には、要検討となるものでもあります。
成年後見制度は、実は大抵の場合「事実上」家族が担ってしまっていることを改めて問い直す性質のものであると、私自身今回書いてみて気付きました。
今回作も含めた4冊は、いずれもここ5年の間に私が直面した「まいったね、こりゃ」という経験を取り上げています。
何をどこから手を付けたら良いのかすらわからない、それまでの社会生活からは導き出せない課題に直面し、何とか対応してきたプロセスを、当事者の立場からできるだけ分かりやすく記載したものです。
誰にも親がいて、いずれ大抵の人が避けて通れない課題について、当事者目線で書いてきました。だから、もう少しニーズがあっても良いはずなのですが、ボチボチと言えるほどにも売れていませんw
その結果は真摯に受け止めるべきだと思っています。そして、今私が伝えられることについては「一通り書き終えたな」とも思っています。
なお、今回の記事内容の8割程度は以下のnoteマガジンの過去記事でも触れていますので、こちらで過去記事を読まれるのであれば、敢えて本書を入手しなくても良いのではないかと考えています(もちろん、推敲して読みやすくはしていますけど)。
お読み頂き、ありがとうございました。
読んで頂いただけでも十分嬉しいです。サポートまで頂けたなら、それを資料入手等に充て、更に精進致します。今後ともよろしくお願い申し上げます。