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今日でオリ・パラが全て終了、ここまで残れなかった人、この後に残るもの
午後から雨粒は落ちなくなりましたが、それでも肌寒いままです。今までタオルケット一枚で寝ていましたが、そろそろ毛布も出そうか? と思案中。
さて、……
今晩の閉会式を以て、オリンピック・パラリンピックが終わる。昨年の一年延期から国論を二分する議論を巻き起こし続けてきた一大行事が終わって、ホッとしている人も少なくはないだろう。
コロナ禍の中での開催で、結局ほとんどが無観客となってしまった。それでも、選手達はよく頑張ったと思っている。
日本の躍進は確かにスゴかった。でもそれ以上に、パラリンピックがより身近になったと感じる。今までに比べて放送枠も大きく取られ、また解説も丁寧になされるようになって、より親しみを持って観ることができた。
パラリンピック選手の試合後の立ち居振る舞いは、お互いを尊重する姿勢にあふれていて、自然と尊敬の念を抱くようになった。これは、以下の記事に記載した「障害の受容」を経た精神的成長に負うものだと理解している。
このオリ・パラについては、競技とは無関係に時代遅れのジェンダー意識の人、差別思想を持つ人、過去に人をいじめていた人等の真の姿が浮かび上がって、退場せざるを得なくなったという側面がある。
聖火の放つ光により、よこしまなものがあぶり出されたのかも? 等と言うのはオカルトめくのでやめておく。ただ、今回のオリ・パラ招致や開催に関わった人で、ますます人の尊敬を集めた人っておられるだろうか?
この一大行事が、結果として「時代に合わない人ホイホイ」として機能した一面は否定できないと思う。そして開催に執念を燃やした首相も、ついには退陣することとなってしまった。
明日から普通の日常が始まる。そして、莫大なお金を掛けたこの一大行事の収支やオリ・パラ特需を当て込んだ宿泊・旅行産業等の不振がジワジワと明らかになってくるだろう。
新型コロナウイルス感染症が、オリ・パラの開催と明らかに相関しているデータはなさそうであるが、そうであっても今後もその状況には注目せざるを得ず、またこれが経済復興の足かせとなることは間違いない。
首相が代わり、総選挙も行われる。令和の激動が動き出す時を迎える。
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