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決まったことを実行する力。

こんにちは。リク です。

今日も音声入力でタイピングを極力行わず、記事を書いています。

(それでも修正で、タイピングは必要ですが。笑)


今日は「決まったことを実行する力」と言うテーマで記事を書きたいと思います。

今日のテーマは個人ではなく、組織で問題解決に取り組むことを想定します。


PDCAサイクルで言う、「Do」の部分にあたる段階です。


ある問題に対して、解決を図っていくとき

どのようにして解決をしていくかを計画していきます。

「Plan」の部分です。

その決まった計画に合わせて、実際に行動、実行していく。

それが「Do」の部分になってきます。

このサイクルの中では、自分たちがプランしたことそれを実行していく。

それは特段難しいことではなく、大きく障害がないように描かれています。


しかし自分の経験上、この「Plan」と「Do」の間にはすごく大きな壁があると感じています。

決めたことをちゃんと実行に移す事。これは凄く難しいことであると思います。


具体的なケースを挙げるとすると、

ある会社での商品の売り上げが落ちている。と言う問題に対して解決策を考えていきます。

「Plan」の段階である会議の場で、原因は商品を売り込む営業のプロセスにあると考え、その営業の問題を分析するために一つ一つの営業に記録をつけようと言うことが決まりました。


会議には、営業スタッフももちろん参加しています。

しかし、営業スタッフは「営業の記録を残す」と言う実行には移りませんでした。


といったケースです。


これは実際に組織で共同作業していく中で一度は直面したことがあることだと思います。


「なぜしないの?」と思わず問いただしたくなる気持ちになります。


なぜしないのか?

商品の売り上げが落ちている。と言う問題は営業スタッフにも共有できているはず。


もちろん、めんどくささと言うものは絶対に存在します。

どんな作業でも手間と言うものはつきまといますし、その手間を無視して何でもかんでも作業してしまうと、効率性と言う物を考慮しなくなるということにつながると思います。

実行に移すことの必要性や実行に伴う効果がこの手間を越えられた時

実行や行動につながってくるのだと思います。


最近読んだ本に、人が実行にうつせない事は「頭」「心」「身体」に起因するとありました。


「頭」に問題があると言うのは
①そもそも何をすればいいのか理解できていない
②しかるべき命令系統から指示がないため、自分がやるべきと理解していない
理解できていない、といった状況です。

続いて「心」に問題があると言うのは
①やることの必要性とメリットが理解できていない
②何らかの個人的な感情が邪魔をする
③やることで何らかのデメリットが生まれる
④やらなくても、何も困らない
実行に移すことに対して気が進まないといった状況です。


「体」に起因する問題は
①時間が足りない(他にやることがあり、優先順位を上げられないなど)
②やるだけの能力がない(知識不足やスキル不足)
時間や能力の制限でその行動自体ができないといった状況です。

この考え方をすることによって、なぜ行動に移すことができないのか?冷静に、また相手の立場に寄り添って考えることが手助けになると感じました。


組織としての実行に関して言えば、主に問題になってくるのは「心」の問題が多いのかなと言う印象です。

どうしても感情的になってしまいやすい部分であるため、

上記のように、「頭」「心」「体」に分けて、さらにはそれぞれの生項目に分けて考えることで、冷静に論理的に実行に至らない原因を分析していけるのではないでしょうか?


これは組織だけでなく、個人でも実行に移せない問題に対して汎用性があるかもしれません。

(ちなみに僕も個人単位となるとなかなか実行に移せないタイプです。笑)


決めたことに対して、必ず実行が伴う。

ここに対してコミットできている組織は成功しようが失敗しようが前に進めると言うことになります。

これは組織としてはすごく強みになると思いますし、その力を持っている組織の経験値は、できない組織に比べると大きく差が開くものではないでしょうか?


やっぱり、実行できる組織を目指したいですね!



ではまた!


リク


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