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029. ストロー乞食

私は1日に1.5リットルほどの水を飲む。昔はなかなか水が飲めない人だったが、大きめのタンブラーにストローを差して飲む方法を導入したことによって、楽にこれが達成できるようになった。タンブラーの付属品としてプラスティックのマイストローがついているのだが、毎回洗うのが面倒臭いので使い捨てのストローを大量に買い込んで1日1本使っている。申し訳ないが環境問題なんぞ知ったこっちゃない、私はそんなに長生きしない予定なのでそれまで地球が残っていれば良い。私はそんなクズ人間である。

さて、しかし、最近買いためていたストローが切れてしまった。すぐにAmazonで注文すればいいものの、面倒くさがりの私は行動に移せない。注文するのはいいのだが、その後のダンボールの処理が面倒臭いな…など余計なことを考えてしまう。そんな私が臨時対策として編み出した方法が、コンビニでパックの飲み物(ちなみにいつもSAVASのプロテインを買っている)を買い、セルフレジでストローを取る際にストローを2本とるという方法だ。つまり、パック飲料用と水用である。水はコンビニで買うのではなくオフィスのウォーターサーバーから入手するので、これはただのストロー乞食である。ファミレスやカフェ、ホテルで砂糖のスティック等を持ち帰るおばさん(概念)と同じである。自分はどこまでクズ人間なんだ、と思う。そしてクズ人間であるとこの手記に綴ることで「いや自分でもクズだと思ってるんですよ?自覚してるので常識は持ち合わせてるんですよ?」感を出そうとしているところがまた気持ち悪い。自覚がある上でやってるからクズなんだろ。こうやって文章にすると最低加減がより浮き彫りになったので、この後すぐにAmazonでストローを注文しようと思う。環境問題への配慮は次の機会に考えたいと思う。

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