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018. 恋人がいることが普通の世界線

今日パートナー社とのミーティングの後みんなで軽く飲む機会があった。パートナー社といっても同世代のメンバーが多いのでいつも通りとてもカジュアルな雰囲気の会だった。最初は仕事の話をしていたもののだんだんとプライベートの話題に切り替わっていき、どういった流れかは忘れたが彼女との同棲費用をどれくらい男が負担するかという話になった。私が驚いたのは、そこの席にいた5人中4人、つまり私を除いた全員に現在進行形で恋人がいることだ。大学以降未だこの世の中に馴染めずにいるのだが、案外みんな恋人がいる。普通にいる。あたりまえにいる。「え、〇〇ちゃん彼氏いるの!?」「〇〇くん彼女できたんだって!」なんて騒いでいた高校時代はとっくに終わって、いつからか恋人がいるのが当然の世界線に迷い込んでしまったようだ。頭ではわかっていたものの実際の現場を目の当たりにすると人間というものは怯んでしまう。確かに世間では晩婚とか結婚しなくても幸せになれる時代とか謳っているくせに学生時代の友人は次から次へと30を手前にして結婚していく。なんだかんだみんな普通にちゃんとした人生を生きているんだな。凄すぎる。ちなみに今日その場にいた男性陣は全員、同棲費用を彼女よりかなり多く負担している(する予定)らしい。「藤原さんは?彼氏と同棲するとしたら?」なんて聞かれたけどそもそも彼氏はいないし、(この話題において彼氏がいるかどうかは論点ではないし、真正面から聞けるほど深い関係性でもないのでわざわざ聞かなかったのだろう)、いたとしても最後の最後まで同棲はしたくない。私の城は私だけのものにしておきたいのだ。こんなことを言っているから恋愛ができないのだろう。恋人がいる人全員にリスペクトをおくりたい。

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