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スポーツマンガから読み解く感動のプロセス

結論:ただDAYSの推奨記事が書きたかっただけ -了

私はマンガ、ゲームが好きなので社会に対する風刺や生き難い方々へのエールもしつつ、そんな私が心の支えにしている”おススメ”たちをご紹介し、少しでも明日への活力にしていただきたい。そんな思いで書いております。
ええ、本当ですとも、ええ。

今回は私が感動したマンガ。なぜ感動するのかを考えながらご紹介していきたいと思います。

感動するマンガの条件

これはDAYSです。

あくまで私的見解ですが、感動要素にはいくつかの条件があります。
例えば人の生き死にがかかっているなど。
中でも私が感動する要素として取り上げるのが
【青春】×【成長】×【評価】=感動 ではないでしょうか。

【青春】とは

若い時代。人生の春にたとえられる時期。希望をもち、理想にあこがれ、異性を求めはじめる時期。

なるほど。つまり、夢や理想。現実への葛藤。恋愛が青春なわけですね。
私は特に理想、葛藤あたりが好きで、だからこそスポーツがハマると思っています。

【成長】とは
主人公の成長、チームの成長、など中学・高校生の人間関係や外との関わりを経て肉体的にも精神的にも成長する様。こどもからおとなへさしかかる時期が特にこの成長というのが映えるのではないだろうか。
青春と成長はニコイチである、私はそう思います。

【評価】とは
主人公が周囲の人間(チームメイト、ライバル)から認められる瞬間。
あくまで上2つの条件が前提であると思っています。
青春という環境で、成長をして、最終的に評価される瞬間。ここが一番の感動ポイント。

この条件がそろっているのがスポーツマンガではないでしょうか。

好きなスポーツマンガ

これはDAYSです。

野球ならダイヤのエース、バスケならあひるの空、サッカーならDAYS

王道3大スポーツから3つマンガを列挙しましたが、これら3つは上記3条件に当てはまっていると思いますし、なにより共通点として「週刊少年マガジン」なわけです。
マガジンまじすげぇ。

なかでも私は”DAYS”をご紹介したい。ぜひ読んでほしい。そして感動してほしい。頑張ろうと思える作品です。
サブリミナル的にあなたはDAYSが気になり、読みたくなっているはずです。
これがメンタリズムです。


DAYSの概要

主人公は柄本 つくし。特技はこれといってなく、運動音痴でいじめられっ子のひ弱な高校1年生。

もう1人キーとなるのが風間 陣。サッカーセンスがずば抜けている高校1年生。

この真逆な2人がふとしたことで友達になり、一緒にフットサルをして、実は同じ高校であることが分かり、聖蹟高校のサッカー部に入り、一緒に切磋琢磨して成長する話。
作中の聖蹟高校はサッカーの名門で、小さいころからサッカーをやっていたり、風間のようなすごいプレイヤーもいる、そのような環境で運動音痴のつくしが最終的にチームに欠かせない起爆剤となるまで成長する、その過程と初ゴールを決めた瞬間が感動不可避。

成長にもやはり弊害があるわけで、つくしの家庭環境(片親、車いす生活)や風間の環境(離婚や中学時代の周りとの衝突)などが絡み、様々なしがらみの中で一歩ずつ前にすすむさまは不器用ながらも必死に生きているという思いが伝わってきて、頑張ろうと思えます。

一番の感動はつくしの成長が評価される瞬間

つくしは大前提、サッカー素人で運動音痴、気弱なキャラですがただ唯一誰にも負けていないのが、その愚直さ。まっすぐさ。
周りの人間、チームのメンバーも最初は馬鹿にするものの、その愚直さに眩しさを感じ、そして嫉妬して、最後に認めてしまう。

その中の1人になったつもりでみると、つくしは眩しいし、そういった周りの僻み描写もあり、分かるなぁと思いながらも、つくしの成長に涙してしまう。私は来須かもしれない。

つくしを見て周りの馬鹿にしていた連中や僻んでいた連中も一緒に頑張ろうと感化されるんですよね。そしてチームに広がり、つくしが欠かせないメンバーであると実感する。

DAYS 313話”花束を君に”での来須という、つくしの同級生でサッカー部の心境がただただ刺さる。

「あの柄本がここまで成長するなんて」
「挫けていい場面は何度だってあったはずだ」
「諦めていい場面の方が多かったはずだ」
「実際立ち止まったことだってあったかもしれない」
「だけど本当は 俺はただ」
「お前に報われてほしかっただけだったんだな」

まさにつくしが評価された、そしてその報われてほしいという気持ちに周りが気付いた瞬間が一番感動したシーンでした。

まとめ

何もない人間なんていない。マンガからはいつも学ばされることばかりである。

感動するって所謂1つの達成感みたいな感情もわいてくるのではないか。

我々は自分を主人公に人生というストーリーを歩んでいるし、プロットは自分自身で書いている。

自分は社会人でサラリーマンだが、スポーツマンガのように何かを愚直にやり、達成したいという思いはあったんだな、と再認識させられる。

感動と学びを得たい方はぜひ、DAYS読んでみてください!

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