馬刺しとリトアニアのサバ刺身の秘密
本記事では、生の豚ひき肉ペースト「メット」について考えた前回記事に続き、生肉を食べることのリスクについて考えます。
前回記事はこちらからどうぞ。
どうしてもレバ刺しが食べたければ馬?
前回記事で触れたとおり、2012年以降、日本では牛レバーを生で食べることは法律で禁止されている。また、鶏レバーの生食も法的に禁止されていはいないが、食中毒のリスクが高いため、自己規制がかかっている自治体が多い。このような中、現在、わが国でレバーの生食に関する規制がないのは、馬肉だけだ。
つまり、正々堂々と安心してレバ刺しを食べたいと思ったら、「馬レバ刺し」を食べるしかない。しかし、この馬レバ刺しも肉表面のトリミングなど国の定める基準に沿って処理する必要がある。
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