見出し画像

新型コロナワクチン「本当はもう打たなくていい人」は誰なのか

今年2月、日本では2023年度は、引き続き新型ころなワクチンは接種できる年齢のすべての人に推奨され、年2回、無料で接種できることが決まりました。

ドイツでも当面は誰もが無料で接種できるものの、ワクチン諮問委員会のSTIKOは5月25日、接種・追加接種の対象者を大幅に縮小する新しい推奨を公表しました。こうした動きは、現場の医師からも「接種を勧めなくてもいい人がはっきりした」などとして、高い評価を受けています。

ワクチンの効果は、年齢を問わず時間とともに低下していきます。しかし、「みんな打った方がいい」「みんな打てます」なら誰にでも言えます。新型コロナが五類となった日本でも、最新のデータを見直し、国の専門家が「打たなくてもいい人」をより明確にアナウンスする時期にきていると言えます。

ドイツでは人口の大半は「もう打たなくていい」と推奨変更

ドイツのワクチン諮問委員会STIKOが新型コロナワクチンをもう打たなくてもいいとしたのは以下の2つの大きな集団に所属する人たちです。

ここから先は

2,416字

¥ 980

正しい情報発信を続けていかれるよう、購読・サポートで応援していただけると嬉しいです!