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感染による免疫とワクチンによる免疫、「本当のところ」どっちが安全なのか?

私たちの中には、自然のもの、中でも自分の庭や畑で育てた野菜やお米などは「安心で安全だ」という思い込みがあります。

天然水と水道水、どっちが安心?

しかし、自然のものや自分で育てたものが必ずしも安全とは限りません。

自然か人工かを問わず、毒性とは「量の問題」です。

たとえば、ただの水でも、どんなに名水と言われる天然水でも、摂り過ぎれば水毒症を起こし、命に係わることがあります。

水の致死量は1日に6リットルです。

どんなに暑いから、熱中症が怖いからといって、水を接種しすぎると、低ナトリウム血症を起こして、めまいや頭痛・下痢、ひどい場合には、嘔吐・意識障害・錯乱・呼吸困難などの症状が現れ、死に至ることもある「水毒症」を起こします。

アメリカでは、トイレに行かないでどれだけ水を飲めるかというコンテストに出場した女性が水毒症で死亡した事例があります。日本でも、精神疾患を患った女性が大量の水を飲んで死亡した宮崎の事例や、大学教授が「お祓い」だと言って妻に大量の水を飲ませ、死亡させた熊本の事例などがあります。

一方、人工的なものは、実際には無害でも危険に聞こえがちです。

たとえば、「水道水を飲んでいる人の2人に1人はがんになる」「水道水には発がん性のあるトリハロメタンが入っている」と聞けば、水道水に含まれたトリハロメタンががんの原因であるかのような印象を持つでしょう。しかし、

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