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バーレスク大阪 ひなたBDイベント ~人生のリミックス~(2022.06.03)

一口に「かわいい」といってみてもいろんなかわいさがあります。

北新地のバーレスク大阪の所属ダンサーひなたの 6/3バースデーイベントの内容の告知がされたのはちょうど開催の1週間ぐらい前。直近では5/27にAチームキャプテンほなみさんとBチームキャプテンえれなちゃんのキャプテンの任期満了をねぎらう体で「お疲れさま会」が行われたところでした。
バースデーが近づくたびに、その内容が少しずつ解禁されていきました。ソロパフォーマンスで披露する曲、そして今回の目玉であろう、初のシャンパングラスガールを務めることなどが次々と明らかになりました。

誕生日イベントは6/3ですが、バーレスク大阪では3部のショーを23:30からやるので、日をまたぐことになります。そのため前日(6/2)のショーの日に実際の本人の誕生日の瞬間が来ることになるので、前日に行ってお祝いすることを「明け誕をお祝いする」と言っています。そちらにもお邪魔しました。

6/2 3部でのFollow me
0時ちょうどにみんなで誕生日お祝いコールがありました

去年もバースデーの日にお店の営業はあったのですが、自粛の世の中で営業は1部だけでした。その時はソロパとして「LOVE涙色」を披露していました。その時の写真があればよいのですが、この頃私はまだカメラをやっていませんでした。この時の「LOVE涙色」を見たのが私がカメラをやってみようかなと思ったきっかけです。今ではバーレスク大阪へ行くのにカメラは欠かせなくなりました。

さて、当日です。前回のひなたメインであった日、4/16の1周年の際にはソロパフォーマンスを合計6つ用意していましたが、今回は各部で1つずつの3つになりました。

花澤香菜「恋愛サーキュレーション」
わーすた「いぬねこ、青春真っ盛り」
BPM15Q「BPM15Q!」

前回の1周年の前に「バースデーでは(自分好みの)やりたい曲をやる」と言っていたので、解禁情報を見たときに「これはなかなかのかわいい曲選択。。」と思いました。いずれも聞けばかわいい曲には間違いないのですが、少しずつですがその色合いは違うようにも思われます。

1部の「恋愛サーキュレーション」はふわふわしたかわいさが魅力の歌です。もともと原曲を歌っている花澤香菜さんは声の質自体がかわいい人です。

お姫様のような白いドレス

曲自体を例えるなら陽光がさしてポカポカと温かい縁側みたいな感じでしょうか。干したてのいい匂いのする布団のような感じもあります。

さて2部のわーすた「いぬねこ~」は1周年のソロパでも披露した曲でした。
こちらでも触れています↓

わーすたというグループは猫耳が一つのアイデンティティなんですが、イメージとしてはメンバーみんな仲がよく、どこか優等生的でひたむきに青春をしているグループという感じがします。これは日中のまぶしい光が学校のような場所に射しているいるような情景を思い浮かべてもらうのがよいかもしれません。

猫耳がトレードマーク

そして3部の曲はBPM15Qの「BPM15Q!」でした。この曲を手掛けているYunomiさんのような方が作られる音楽は "Kawaii Future Bass" (カワイイフューチャーベース)などと呼ばれたりします。ちなみにこの界隈ですと作曲等を手掛ける人を「トラックメーカー」と呼んだりもするようです。
ところで全く話は変わるのですが、以下のようなイベントがあることをご存じでしょうか

暴力的にカワイイ

「暴力的にカワイイ」という言葉はこの種の音楽を絶妙にそして的確に表現した言葉だと思います。そこにはキラキラとした感じとか、中毒性とか、病みに近い感覚とかを含んでいるような印象があります。そしておそらくですがひなた自身がこの雰囲気を持つ音楽にかなり親近感を抱いているのだろう、という気がします。

BPM15Q!は独特のかわいさを持つ曲
@hn.burlesque

最近の曲はおどれません😢

♬ キミのこと虜にするの - 𝓡

ひなたが子供の時に好きだったというPerfumeも(もともとそういう可能性を持っていたと思いますが)Future Bassの方向性を取り入れているととあるネットの記事で読みました。Future Bassの音楽の底に流れているキラキラとカワイイを追い求めていくうちに、今のひなたが形作られていったのかなと思わせるような今回のバースデーのパフォーマンスでした。

バーレスク大阪にはもちろん、それぞれのやり方で「かわいい」を表現している人たちがいますが、ひなたが考えるような「かわいい」の方向を目指している人はあまりいないんではないかという気がします。そしてその指向がいわゆる「バーレスクっぽさ」とどのような化学反応を示すのか? そこが今後見守っていきたいポイントだなと思いました。そしてそれはとても面白いものになるんではないか、という期待とか予感みたいなものがあります。

1部のミモザさんのソロパはこれぞバーレスクという大人な雰囲気
3部のルシアちゃんとまいちゃんの "Worth It" も対照的な大人の雰囲気

営業後のインスタライブ配信で、ふとしたタイミングで先輩のすずちゃんについて語る場面がありました。

「すずさんといるとつられて(頑張って)しまう」

バーレスク大阪で会った素敵な仲間たちが、少しずつひなたの心にも影響を与えているように感じました。

「BPM15Q!」の中には「人生リセットしてしまうよりもリミックスして始めよう」という意味の歌詞があります。子供の頃に思い描いていた絵とは少し違ったかもしれませんが、少しずつ変化させ(リミックス)つつも、元にあったキラキラを手放さないように今のバーレスクの道を進んでいるように見えます。

CGにもひなたらしさが出る日が来るだろうか

きっとどのバーレスクガールにも、それぞれの物語があります。
こうしていろいろと想像がはたらくのは、キャストとの距離の近さが一つあるだろうと思います。
バーレスク大阪はふらっと彼女らに会いに行ける場所です。
彼女らの物語の一部を見に行ってはどうでしょうか。

■ひなた(バーレスク大阪)
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TikTok:https://www.tiktok.com/@hn.burlesque


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