SW参加記録 -ビジネスを創ること-
つくば市で開催されたStartup Weekendというイベントに参加しました。
今回のテーマは、techに関するビジネスアイデアを考えるというもの。
1分アイデアピッチ
私は妹と出かけるときに、ベビーカーで困っている課題に着目しました。
など、お子さんを持つ方は共感してくださるのではないでしょうか。
そこで、車椅子の補助輪を参考に、ベビーカーのタイヤに取り付けられる補助輪を作る提案しました。
実際のピッチの様子
チームビルディング
最終的にこのアイデアが採択され、私を中心に一つのチームが形成されることになりました。メンバーは最大の6人で、高校生・大学生・様々なキャリアを積んだ社会人がそれぞれ1人ずつ・工学博士卒が2人という多様性のある構成になりました。
しかし、当事者で課題解決に重心を置いていた私と、できるだけお金を稼ぎたい大多数との間でコアビジョンが共有できていない事態になってしまいました。以下は悩んでいるときに書き留めたものです。
最終ピッチ
リーダーとして私がピッチを担当することになりました。
データを元にプレゼンを進めます
学んだこと
最初に自身が考えていた課題と、実際に街中でヒアリングして得た回答にズレがあったことから、ユーザの要望に合わせたプロダクトを生み出すのはとても難しいと実感しました。計画的に整備され、車社会なつくば市と、傾斜が多く、電車移動が中心の東京ではニーズも変わってきます。最終的にメトロでの展開を提案するかたちにおさまりましたが、ビジネスで独りよがりになってはいけないとわかった時間でした。
コーチとして参加された起業家さんとの対話も記憶に残っています。
課題を言語化すること、
同時に『本当にやりたいことから逃げない』こと、
感情論でストーリーを組み立てつつ、論理的にモデルを作り分析すること…
どれも私が決断に迷ってしまうポイントばかりでした。これから、今まで以上にたくさんのことを同時に進めていく中で、どれだけ正確に、素早く意思決定をできるかが、成功を左右するのではないかと思いました。その場その場に応じた柔軟性と、自分の中に絶対に譲れない軸を持っておくことで、ブレストからアクションまでのスピード感が圧倒的に早くなったと、同じサイクルを繰り返すうちに気がつけたと感じています。
また、『相手の目線に立つ』ことに大きな学びがありました。
例えばヒアリングのとき、
「何か困っていることはありませんか?」ではなく、
「電車に乗るとき時間がかかることはありますか?」などど、できるだけ具体的に状況をイメージしやすいように質問することで、はっきりとした回答が得られます。このような問いを作るには、ある程度自分たちで課題を絞った上で、Yes/Noにすることが大切と考えられました。
他には、『家の中を見回したとき、本当に要らないものはないですよね。そのように人間は必要なものしか所有しない』こうやって当たり前とも言えることを振り返って本当にいるのか、という目線で考え直すことで取り返しがつくように進めていけました。
今回のように、大人の中でも経験を積み重ねて、様々なフィールドに飛び立てるように頑張りたいと思います!ありがとうございました!!