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国語の先生が「おすすめの本」を聞かれたら


こんにちは。りこです。

子供の頃から本を読むことは娯楽の1つで、本の虫…とまでは言いませんが、それなりに読んできたと思います。国語の先生になったのも、本が好きだからというのも理由の一つかもしれません。職業柄、おすすめの本を聞かれることが多いので、私が今まで答えてきた、または次に聞かれたら答えたい、おすすめの本を紹介します。

凍りのくじら/辻村深月


人生で最初に読んだ辻村深月さんの作品。ドラえもんに登場する道具の名前がついた各章や藤子・F・不二雄を敬愛する登場人物など、愛に溢れてる作品。
あまり本を読み返すタイプではないんですが、この本は3回読みました。

アリス殺し/小林泰三


不思議の国に迷い込んだアリスの夢ばかり見るようになった栗栖川亜理。夢の世界と現実が互いを映し合うようになっていきます。
二つの世界を行き来しているような設定ですが、頭がこんがらがることなく、すらすら読めます。グロテスクな表現もあるので苦手な人はご注意ください⚠︎

君のクイズ/小川哲


クイズで一文字も聞かずに正解することはあると思いますか?クイズの対戦相手に「ゼロ文字正答」された主人公がどうやって対戦相手は正解を導き出したのか探っていく話です。
ストーリーが面白いのはもちろんですが、クイズの世界の奥深さを知ることができます。


徒然草」でうまくいく/沢渡あまね 吉田裕子


国語の授業で誰もが一度は読んだことのある「徒然草」。あの時はとくに興味を持てなかったと言う人も面白おかしく読むことができます。現代社会、特に仕事におけるもやもやを徒然草が解決してくれるかもしれません。


国語の先生らしいラインナップかと言われると、そうでもないかもしれませんが、実際におすすめした本、次に聞かれたらおすすめしたい本を紹介しました。

平日にも本を読めるゆとりが欲しいなと思うこの頃です。誰かの参考になりますように📚

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