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謙遜し続けてたらチャンスは巡ってこない。

「信じてくれる、支えてくれる人がいる限り、その人達のためにも自信のある自分でいたい。」

私の推しのアイドル達は決まってこのような趣旨のことを言う。
その言葉を聞く度に、彼らには苦しい時もあるだろうに、裏で途方もない程の努力をし続けていることを想像する。
だから私は彼らを尊敬しているし、ファンでいることを誇りに感じている。

先日、アイドルのオーディション番組で「自信がない」とか「諦めていた」と口にしている人を見かけた。
人によっては、それで親近感が湧いたり、庇護欲を掻き立てられる。
だけど私はその発言で、『彼女たちはできる』と信じて応援していた気持ちが行き場を無くしてしまった気がした。

そんなことを考えていると、バリキャリの友達がこんな話をしてくれたのを思い出した。

謙遜しがちだけど謙遜し続けてたらチャンスは巡ってこない。

何かに挑戦する時は、できるか分からないから「自信がない」と言うのではなく「自分は何が得意だから達成できる」と言った方がいい。
そのほうが謙遜するよりも何倍も周りに信頼されるし、いろんな事を任せて貰えやすい。
だから、仮に自信がなかったとしても、自信がある振りをした方がいい。

私はこの話を聞いた時、言っていることは理解はできるけど、それ程強く自分のことを信じられないから、そういう姿勢でいるのは難しいと思った。
こないだも、営業職の業務もやってみないかと打診された時に、興味はあったものの成果が出せる自信がなくて即座に快諾できなかった。
幸い、今回は私のことをよく知る上司だったから、嫌がっているのではなく、怖がっているだけだと判断し業務をやるチャンスをくれた。

でも、やっぱりこの時も興味があるなら瞬時に「やってみる」と言えた方が、やる気も伝わるし支援も受けられそうだと思った。
その時に自分がその仕事を受けられる理由も併せて述べられると、上司も安心する。そして、言ってしまった手前、頑張るしかないと程良いプレッシャーを自分へかけることもできる。

なんとなく、ファンが上司、アイドルがバリキャリだと考えると、アイドルファンである私は、バリキャリの話に時を超えて共感した気がした。

自信とは厄介なものだ。
挑戦しないと自信はつかないけど、挑戦には失敗が付き物だ。
失敗が続けば、挫けそうになることもある。
そして、挑戦や成長には継続的な努力が伴う。

更に、謙遜文化の中では、自信があるように見せることは傲慢だと思われるから敬遠される。

自信は手に入れるまで辛く長い道のりで、手に入っても傲慢だと思われるくらいなら、「私自信がなくて、、」と言ったほうが失敗したときの保険をかけることもできる。

だけど私は、
自分自身でチャンスを掴んで人生を豊かにするために
私をサポートして、信じてくれる周りの人のためにも
自信があるように振る舞って、その自信に見合う自分であるよう努力したい。

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