立教チームの学生ボランティアが「さいたまマラソン」を盛り上げました!
2月12日(月・祝)に開催された東日本屈指のマラソンの祭典「さいたまマラソンに、大会運営を支えるボランティアとして立教チームの学生ボランティアが参加しました!
さいたま市でのフルマラソン大会の開催は4年ぶり。市民マラソン大会へのリニューアル後、初めての開催となった今回は、さいたまスーパーアリーナを発着点に、約13,000人のランナーが市内を走りました。
本学では、「立教チームで活動する1dayボランティア」のプログラムとして、メンバーを募集。立教チームの学生16人は「35km給水所」の運営を担当し、ランナーの給水(スポーツドリンクの補給)のサポートをしたり、ランナーに声援を送ったりしました!
「さいたまマラソン」について
「さいたまマラソン」は、さいたまスーパーアリーナを発着点にして開催されるフルマラソン大会です。市内でのフルマラソン大会は、東京2020大会の選考レースにもなっていた「さいたま国際マラソン」以来4年ぶりです。
今回から市民マラソン大会として生まれ変わり、マラソン初心者から上級者まで多くのランナーが集いました。
立教チームの活動
今回、立教チームが担当したのは「35km給水所」の運営です。「35km給水所」は、前方から「スポーツドリンクの配布」「水の配布」と補給エリアが分かれていましたが、その「スポーツドリンクの配布」を担当しました。
集合〜設営
当日は浦和駅に集合し、専用のバスで35km地点まで移動。その後、テーブルの設置や紙コップ・スポーツドリンクの準備など、給水所の設営を行いました。
35km地点をランナーが通過!
給水所の準備が完了してしばらく経つと、「トップランナーがまもなく通過する」という報せが届きました。その後、続々とランナーが通過。この日は天気が良く、気温も高かったため多くのランナーが給水をしていきました。
ボランティアがランナーを個別に支援することはできない(正式な記録として認められなくなってしまう)ため、ドリンクを直接渡すということはできません。そのため、紙コップの配置を工夫して、ランナーがドリンクを取りやすくするなどしながら、ランナーにとってより良い環境の整備に努めました。
また、目の前を通過するランナーには、応援や励ましの声をかけたのですが、ランナーからもボランティアへのお礼や励ましの声をいただきました。
35km給水所を通過する一瞬のことではありますが、ランナーとボランティアがコミュニケーションをとり合い、互いに支え合う様子が印象的でした。
片付け〜活動終了
ランナーの通過時間の終了後には、給水所の撤収作業を行いました。こぼれたスポーツドリンクの影響でべたべたになりながら、テーブルを戻したり、ゴミを分別してまとめたりし、道路の交通規制解除時間までに無事完了。
最後は、立教チームのメンバーでふりかえりを実施して活動を終えました。
〜参加学生の声(一部)〜
マラソンは今まで興味もなく見たこともなく、今回はなんとなく面白そうだからと参加を決めた活動でした。しかし行ってみるとランナーさんもボランティアさんも本当に素敵な方が多く、お互いの声掛けや待機中の雑談など、一期一会の出会いを楽しむことができました。(観光学科 1年)
こんなに応援したのは学生時代の部活以来でとても楽しかったです。 私の送った声援が、ランナーに届いているのを実感でき、ランナーの頑張っている姿や楽しんでいる姿を見て、こちらも元気を貰えました。
(交流文化学科 1年)まずはボランティアの人の多さに驚きました。これだけの多くの人で運営をするのは大変なように思いましたが、時間が経つにつれ横の連携(立教チーム内だけではなく、他の団体とも)が取れていくのを実感しました。 ボランティアは選手を応援する立場ですが、選手から感謝の言葉や応援の言葉を頂き、逆に元気をもらいました。ボランティアだから応援をするのではなく、自然と応援したくなるような雰囲気が選手と運営側の双発的なコミュニケーションを通じて出来上がったように思えました。
(観光学科 2年)今回、ランナーの方の中でお礼を言ってくれる方や、応援に応えてくれたり、手を振ってくれたりする方も多く、心温まる瞬間に多く触れることができました。ボランティアという立場だからこそ、沿道で応援するよりも近くでランナーと関わることができ、ボランティアは単に支えるという立場ではなく、ランナーの方に勇気をもらうことができる立場でもあるということに気付かされました。(コミュニティ政策学科 3年)
今までの私のボランティアは大会運営のための補助的存在であるという認識からボランティアはむしろ大会を成り立たせる重大でかつ積極的なピースであることに気がつきました。困難を要さない役回りは存在しないがそうあるがゆえに大会としてとても締まったものになっているのだなと実感させていただきました。(法学科 1年)
ボランティアは言い方が悪いかもしれないですが、雑用係のようなものだと思っていましたが、今回参加して、ちゃんと仕事を貰えて私たちに向けてランナーの方々が感謝の言葉をくださったので、必要とされているのだなと感じることが出来ました。(スポーツウエルネス学科 1年)
これまでボランティアは基本的に、ボランティアとして参加している人が支えるものだと考えていた。しかし、ボランティアとして参加してはいない、大会参加者も同様に、ボランティア活動を支えていたと今回気づいたからだ。飲料を飲んで走っていくランナーの方々の感謝の声は、自分の中では少なくとも活動のモチベにつながっていた。そう考えると、ボランティア活動を支えているのは、ボランティアとしての参加者だけではないとも捉えられるように感じた。(心理学科 1年)