見出し画像

パーソル × 立教大学経営学部|「はたらく」を考える鼎談企画ーあなたは「はたらく」への素直な気持ちと向き合えていますか?

こんにちは!
立教大学経営学部4年 BL2統括の唐鎌光生です。
少し間が空いての更新となってしまいましたが、今日は統括が企画した”とある企画”についてご紹介します!

突然ですが質問です。
みなさんはご自身の「はたらく」について、どこまで向き合えていますか?

「新卒時代の就職活動でたくさん考えたよ」
「毎日の業務が忙しくてそんな余裕なんてない!」
「働かないと生きていけないしなぁ...」

さまざまな方がいらっしゃると思います。

しかし、「今、はたらくにどこまで本気で向き合えているのか」を問い直した時、すぐに答えが出てくる人はそう多くないのではないでしょうか?

私たちの生活において「はたらく」ことは当たり前になりすぎて、いつの間にか「私たちはなぜはたらくのか?」ということを見失ってはいませんか?

そこで私たち統括が企画したのが、社会人 × 立教経営BL2学生スタッフ × 立教経営BL2受講生の三者で「はたらく」について考え抜く場。

題して、「『はたらく』を考える鼎談企画」です!
※鼎談(ていだん)=三者で話し合う場

今回の投稿では、企画内容だけでなく、企画者視点で本鼎談を実施した背景や問いの意図についても包み隠さずお伝えしていきます^^
ぜひ最後までご笑覧ください🌱

1.「はたらく」を考える鼎談企画とは

まずは本企画の概要や当日の様子について簡単にご紹介します。

「はたらく」を考える鼎談企画
■目的
社会人と大学生が「はたらく」を考える貴重な機会を世の中に広めること

■場所
立教大学池袋キャンパス

■実施内容
下記三者で「はたらく」への素直な気持ちや考えについて語り合う
・社会人(パーソルホールディングス株式会社 木下学さま)
・立教経営BL2学生スタッフ(学部3年生 門脇克幸さん)
・立教経営BL2受講生(学部2年生 鈴木佳乃さん)

<登壇者の集合写真>
前列左:門脇さん、前列真ん中:木下さま、前列右:鈴木さん、後列左:唐鎌、後列右:大類

鼎談当日は、統括の大類・唐鎌が問いを投げかけ、登壇した三者が話し合う、というスタイルで「はたらく」について語り合いました。

鼎談の中身については、パーソル様や立教大学の公式サイトに詳しく記載されているので、ぜひそちらをご覧ください👀


▼立教大学の学生と語り合う!“はたらく”のイメージ、そして理想とは?


▼「はたらく」を考える鼎談企画——「はたらく」について、大学生と社会人が本音で語り合う

2.企画の裏側を大公開!

次は、本投稿のメインディッシュである鼎談の裏側についてご紹介します。
私たち統括がどのような想いを持って本鼎談を企画したのか、赤裸々にお伝えします^^

● 企画の背景

そもそも、なぜ「はたらく」について考える鼎談を実施しようと思ったか、という企画の背景についてお伝えします。

前章でもお伝えしましたが、本企画の目的は「社会人と大学生が『はたらく』を考える貴重な機会を世の中に広めること」でした。
この「社会人と大学生が『はたらく』を考える貴重な機会」とは、実はBL2の授業を抽象化した言葉なんです。

今年度のBL2ではパーソルホールディングス株式会社様を提携企業としてお招きし、
「『20代社会人がはたらく上で感じている課題』を1つ取り上げ、パーソルグループが取り組むべき新サービスを提案せよ」
というテーマのもと、「はたらく」について受講生に深く考えてもらいました。


▼BL2について詳しく知りたい方はこちら!

そんなBL2の運営に統括として携わりつつ、私たち自身も一学生として就職活動を進める中で、
自分の「はたらく」への素直な気持ちと向き合う機会は、実はとても少ないのではないか?
と感じました。

学生のうちは素直な気持ちはありつつも、まだ「はたらく」ことへのイメージが湧かないし、
就職活動に突入すると選考を突破したい一心で、「はたらく」への本音が建前で覆い隠されてしまいがちだし、
社会人になると目の前の業務で手一杯で、自分の「はたらく」について深く考える時間は少なくなってくる(気がする)。

自分の「はたらく」に素直な気持ちで向き合わないまま社会に出たとしても、幸せに生きていけないのではないか
と感じたのです。

このように考え進める中で、
BL2のような「はたらくと素直に向き合う場」を、どうにかBL2以外でも創れないか
と考えるようになりました。
それがこの鼎談企画を実施しようと考えた背景です。

● 企画に際して工夫したこと

このような背景があり鼎談の企画を進めてきたのですが、特にこだわったのは「問い」でした。
なぜなら、問いの質が低く登壇者の本音を引き出せないと、鼎談で行う対話の質も落ちてしまい、企画として成立しなくなる(登壇者にも、読者にも、気づきのない時間になってしまう)からです。
登壇者の「はたらく」への本音を引き出す問いを投げかけることを意識して、問いを練りました。

今思えば、鼎談の1ヶ月前から常に問いについて考え続けていたと思います。
統括で打ち合わせをする時はもちろん、日常的に思いついた良さげな問いがあればお互いに共有したり、私の場合は師匠である中原先生の「『対話と決断』で成果を生む 話し合いの作法」という書籍を読んで知識をつけ、問いを考える材料にしたりしていました笑


▼中原淳(2022)『「対話と決断」で成果を生む 話し合いの作法』PHP研究所

鼎談ではサラッと投げかけた問いでも、裏では地道に「あーでもないこーでもない」と首を捻り続けた結果、ようやくたどり着いた問いだったのです。

実際に鼎談で投げかけた問いの、それぞれの意図については以下の通りです!

①BL2を経て感じたことや、「はたらく」に対して持っているイメージを教えてください。
登壇者一人ひとりの「はたらく」への考え方の違いを表出させたい、という狙いがありました。一方で、それぞれの登壇者が全く異なる観点から話を進めてしまうと、鼎談としてまとまりがなくなり過ぎてしまうので、共通体験としてBL2への関わりという経験を挙げました。

②皆さんにとって「はたらく」の理想は、どのようなことだと思いますか?自分にとっての理想でも、社会にとっての理想でも構いません。
現状の「はたらく」に対する良い点・改善点は語られがちですが、一方で「はたらく」の理想を問われることは少ないのではないかと考え、質問しました。最後の質問への布石としても機能しています。

③「はたらく」の理想を実現していくために、(学生である)自分たちの世代でどのようなことができると思いますか?
「はたらく」の理想を絵空ゴトではなく自分ゴトにしてもらいたい、という狙いがありました。同時に、読者の方にも理想の「はたらく」を自ら創っていって欲しい、というメッセージも込めています。

3.おわりに

今日は、私たち統括が企画した「『はたらく』を考える鼎談企画」についてご紹介しました!

鼎談企画自体はもちろん、その裏側までお伝えできていたら嬉しいです。
この企画を通して少しでも多くの方が「自分なりの幸せなはたらく」を考えるきっかけにしていただけたら、本鼎談を企画した私たちとして、これ以上に嬉しいことはありません。

また、本企画にご尽力いただいたみなさまに心より感謝いたします。
この企画は私たち統括の力だけでは、絶対に実現できませんでした。
一緒に鼎談企画を創り上げてくださったみなさまには頭が上がりません。本当にありがとうございました!

最後になりますが・・・
どうか、みなさまの「はたらく」が幸せなものになりますように!

唐鎌光生


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?