欧州遠征〜Wortegem〜
こんばんは。梶塚力斗です。
欧州遠征に来てから1ヶ月が経過しました。
ロードレースの本場ヨーロッパでは本当に勉強になることばかりで、沢山のことを学び少しずつ吸収できています。
今回の遠征によって得ることができた経験・学んだことを今後の競技人生の糧にしていきたいです。
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以下4/2(土)に行われた5戦目のレースWortegemのレースレポートです。
ウェア類
・ウェア Köchel
・ヘルメット OGKKABUTO IZANAGI
・グローブ OGKKABUTO SFG‐2
・シューズ SHIMANO RC902
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タイヤ・ホイール
・タイヤ IRC ASPITE PRO RBCC 26C 5.5bar
・ホイール GOKISO
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機材
・フレーム BRIDGESTONE RS9s
・ペダル LOOK keo2max
・ハンドル周り ワンバイエス
・シート周り ワンバイエス
Race info
4/2(土)Wortegem U23+ELITE
・距離 11km×11laps 121km
・出走人数 165名
目標:完走
作戦:足の消耗を抑える位置取りの徹底
結果:DNF
前回の4戦目から2週間程空いて臨んだ今回のレース。今までの4戦は内容は違えど結果は全てDNF。
まず初めに4戦目から今回の5戦目までの空いた期間で出来る限りのことはしてきたつもりで、2月末に右膝を故障して以来下がり続けていたMMP等もこの2週間で何度も更新し長時間のトレーニングにおいても良い感触を掴めていたので、今までの5戦の中で最も自信を持って挑みました。いつもレース前は緊張でバクバクですが、今回は自信を持っていたおかげかそれほど緊張もしませんでした。
ベルギーのレース(ケルメス)は平坦基調のコースが多く、ベルギーの大体の選手は平坦のスペシャリストと呼ばれる選手が多いです。
自分としては比較的起伏のあるコースを得意としている為どれも厳しい展開になりがちです。
ですが、今回の5戦目のレースWortegemは2箇所ほど1分〜2分程の登りがあり少しは余裕を持って走れるかなと試走しながら考えていました。その一方で風がとても強く、コース中盤の登り終わってからの長めの平坦区間は吹きさらしで横風が凄く、位置取りに注意しなければならないと考えました。
14:30にレースはスタート。
スタートして直ぐの下りを終えた直後からハイペース。平坦区間で50km/h超えはざらです。
集団内の流れているラインを選択しながら少しずつ前へ上がっていくことを試みる。そして少しでも隙間が空いたらそこにホイールを差し込みながら徐々に前へ。
1周目中盤の登りに入るまでの平坦区間は物凄くハイペースな為、足を使って前に上がるほど余裕はなく、登りに入れば少しは休めるだろうと考えながらひたすら耐えていました。恐ろしいことにまだ1周目…情けない。
ところが、コース中盤の登りに入ってもかなりハイペース。が、登りは得意としている為遅れてくる選手をパスしながら少し前へ上がることが出来た。そして登り終わってからは吹きさらし平坦区間。集団はかなり棒状に。本当にキツい。休む暇がない。ひたすら耐えていました。
そして2周目の吹きさらし区間で完全に耐え切れなくなり集団から千切れてしまいました。その後は5名程のグルペットで少しでも多くの距離を走れるよう協調しながら走っていましたが、スタートから1時間ほど経過したところで足切りに。
悔しい。本当に悔しい。日本のレースで例えると、ずっと激しい活性化状態が永遠に続いている感じでとにかく休む暇が無く余裕が無い。本当に全くの別物の競技のようです。しかしそのおかげで終始勉強になる事ばかりです。
出来る限りのことは準備してきたつもりでしたが、報われない努力は100%の努力とは言えません。トレーニングの内容・取り組み方にもまだ改善の余地はあるはずなので、次戦以降に向けてそれらを改善し準備して参ります。
そして月末(4/20〜)にはArden challengeと呼ばれる5日間のステージレースを控えています。
少しでも良い成績を残せるよう全力で頑張ります。
ps 自走で帰宅途中に急に悪寒がし始め、帰宅して熱を測ると38.5℃の高熱…
現在ベルギーでは気候が冬に逆戻りしており恐らく急な寒暖差による風邪だと思います。
現在は微熱まで下がっていますが、今後も引き続き体調管理には徹底して気をつけていきたいと思います。
残り約1ヶ月、夢に向かって一生懸命頑張ります!
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