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子どもの「習い事」も、子どもの「写真」も少なめで良いと思うワケ

子どもの習い事、いくつしていますか?
あれもこれも子どもの成長に良さそうで気になる!
子どもから「やりたい」と言われたら、嬉しくてさせてあげたくなる!

そんな優しいあなた。

もし、習い事の送迎やスケジュールのやりくりに追われているとしたら、少し立ち止まって考えてみませんか?

私は、習い事は少なめで大丈夫だよ~と思っています。

1=1だと数が必要

1つの習い事から得られることが、「〇〇ができるようになる」ということだけだったとしたら、あれもこれも習わせてあげなきゃ!と感じるかもしれません。

例えば、ピアノが弾けるようになる、泳げるようになる、字がうまくなる…など。

でも、私は1つの習い事からたくさんのことを得られるなぁと感じているので、習い事は少なくて大丈夫、むしろぎっしりと詰めないように気をつけようと思っています。

たくさんのことを得た結果、技術面も身に付き、いつの間にか「〇〇できるようになっている」というイメージです。

たくさんの得られるものとは、努力する力、練習する習慣、自分で考える力、挑戦するチャンス、コミュニケーション力、表現すること、仲間から刺激を得ること、困難を乗り越える力…などなど数え切れません。

その中でも、一番大事なのは、「やりたい!」という能動的な気持ちだと思っています。それがあれば、今後のその子の可能性は無限大です!!

娘のピアノの先生は、発表会の曲を選ぶとき、本人に何曲も提案して聴かせてくださいます。本人が弾きたいと思える曲に出会うことが、上達の近道だそうです!

そのおかげで、娘は最終的には候補から外れた「〇〇と△△という曲も弾きたい!楽譜を印刷してほしい」と私に伝え、発表会のためではなく、「ただ弾きたいから弾く」を実践し、本当に楽しそうに上達していっています。

やりたい気持ちって、本当に素晴らしいなと思いました。

親子連弾もチャンスだと思って挑戦しています


味わうためには余白が必要

1つの習い事から、わが子はたくさんの経験をさせてもらっているんだなぁと捉え、それを丁寧に見守り、習い事の時間以外も生活の中に取り入れ、親子で一緒に楽しむ。

レッスン以外の時間も、そのことを味わい続け、いろんな力を身につけるには、時間的、体力的な余裕も必要です。親も子も、日々のスケジュールや宿題だけに追われていては、ちょっと難しい…。

時間も体力も余裕があれば、心にゆとりがうまれ、興味関心も意欲もわいてきます。

そんな風にしっかりと培われた力があれば、小さい頃にあれもこれもやらなくても、その子がやりたいことに出会ったタイミングで、とことんチャレンジできるはずだから、その時また応援すればOK!とゆったり構えられるのです。

とはいえ、小さい頃にたくさんのことを「体験」させてあげたい!と思うのが親心。自然に親しむ、音楽に親しむ、勉強もスポーツも…となんでも育んであげたい。

わが子は、たくさん積もった雪を体験したことがなく、私たち夫婦は海より山が好きなタイプなので、海やプールで遊ぶ経験も他の家庭より少ない気がしています。そのことを申し訳ないな、いつかは体験させてあげたいなと思う気持ちもありますが、焦ってはいません。

大学生になって友達と初めてスノボに行って、ドキドキして挑戦するのだって、それはそれで楽しい思い出になるはず!親が全てをまんべんなく経験させてあげなくて大丈夫だと思っています。

今の生活の中で、無理なく取り組めることを丁寧に味わう。
1つのチャンスからたくさんの力をつける。たくさんのことを感じる。

どんな環境も経験も、そこから得ることは必ずある!自分次第ですよね。

サッカーは好きなのに、チームに入っていけない葛藤


1枚の写真からどれだけのことを感じられるか?

写真も同じです。1枚の写真から「どこに行った」「何をした」という1つの情報しか感じられないとしたら、人生を振り返るのに、たくさんの写真が必要になります。

ですが、それを見ただけで、ぶわあぁぁぁぁっと記憶や感情がよみがえるような写真や、実際に見なくても頭に浮かぶような濃い思い出のつまった写真があれば、1枚からたくさんのことを思い出し、語ることができます。

また、自分の幼い頃の写真を見たわが子が、「これは誰?」「この時、どうだった?」「お母さんはどう思った?」「後ろに映ってるの〇〇だね」「またここに行きたいな」など、たくさんのことを想像し、質問できるような心が育っていることこそ大事なんじゃないかなと思うんです。

親が子どもに残してあげたいのは、抜け漏れがないたくさんの写真ではなく、それを見てたくさんのことを感じ取れる感受性や、想像力、自ら能動的に興味を持つ姿勢なのではないでしょうか。

それを育むのは、写真を見返せるカタチにして、それを見て会話を楽しむ経験です。

写真も数が多すぎると、管理に労力がかかります。
そもそもの枚数が少なめだと、チェックや操作する時間が短く、デバイスの容量にも余裕ができ、スムーズです。

少ない枚数で作れるカレンダーもおすすめ♪


アウトプットこそ丁寧に

習い事に行く、写真を撮るということが「インプット」だとしたら、習い事を通して身に着けた力を他に生かすこと、写真を見て楽しく会話することが「アウトプット」です。

習い事も写真も、数を絞ることで、インプットもアウトプットも「濃く」充実したものになります。

特にアウトプットには親のサポートが必要になり、手間ひまがかかります。そこをめんどくさがらず、丁寧に取り組むことで、インプットが何倍にも輝いて花を咲かせると信じています。

素敵な先生とのご縁で、娘の習い事も少しずつ増えてきている状況ですが、無理のない範囲を見極めながら、これからも一つひとつを丁寧に親子で味わっていきたいと思っています。

月1回のアトリエは楽しみでしかない!


そして、娘も小3になり、写真を撮る枚数そのものは減りました。
撮る時間も、それを見る時間も娘と一緒に過ごせる時間だと一層大切に味わっていきたいです!

私もこの「noteを書く」というアウトプットを、今年は(あ、もう2月💦)もう少し頑張ってみたいと思います!


忙しいママの心が少しでも軽くなりますように…↓


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