24-26 エドモントン滞在記2


先週の投稿で、毎週の投稿のタイミングが切れてしまいましたが、今週2件目の投稿で回数補填しつつ、気を取り直していきたいと思います。

 

 2024/6/22-7/2の日程でエドモントンに来ています。IFAF(International Foundation of American Football)主催のU20 World Cupがこの地で開催されており、日本も世界ランキング3位として参加しています。僕自身カナダは初めての入国となり、ぼんやりとしたイメージしか持っていなかったのですが、少しだけ、日本の感覚が通じない部分もあり、それを書き記しておきたいと思い、投稿のテーマとしました。その後編です。

 こちらに来て、ある大きな話題がありました。それは地元のNHLのチームのエドモントン・オイラーズが、アイスホッケーのチャンピオンシップであるスタンレーカップに出場していること、4勝した方が優勝となる最大7試合のカップ戦において、エドモントンについた日がちょうど第五選目で、最初3連敗したのちの2連勝目だったようでした。夜になると、ファンと思しき人々が大きな声をあげたり、車がクラクションを鳴らして街を走行したりと、勝利に歓喜していました。その後第6選も勝利し、最終戦を迎えます。相手はアメリカのフロリダにあるチームで、レギュラーシーズンを上位で通過したため、最終戦はフロリダで行われました。残念ながら敗戦となりました。代表チームは、準決勝の前日のため、トラブルに巻き込まれないように、外出禁止令が出ました。それが一昨日のことです。オイラーズは残念ながら最終戦を落とし準優勝でした。そのため、街はそれほど騒ぎにはならなかた町です。

昨日はセミファイナルで、USAと対戦しました。アメリカという国は、選手人口も多く、国土の広く、代表を作る過程もとても複雑で大変な面があるように思います。今年も、コーチが決まり、選手選考を自薦などで募流などしていたようで、日本とは違った難しさがあるようです。USAはかなりの強豪で、IFAF主催の国際大会では、日本は一度も勝利していません。厳しい試合が予想されました。USAは初戦でパナマを86-12で退けています。圧勝です。しかし、日本チームは中三日の準備を最大限に活用して決戦に挑みました。日本代表はアグレッシブなプレイを続け、前半を27-7で折り返しましたが、アメリカチームは、アメリカはアメフトで他国に負けられないという、強い思いから、その底力の凄さは多くの国際大会の経験者が感じているところで、それも踏まえて後半に備えました。後半もアメリカチームのスペシャルプレイから特典をあげ、やはりと思いつつも、日本は一丸となり戦い続け、41-20で勝利することができました。国際大会、すべてのカテゴリーを通じての初勝利です。快挙です。素直に喜びたい。嬉しい。

このチームは、選手、コーチが数名、ミーティング毎に交代で、一言スピーチを行います。僕も試合の前日にスピーチをしました。それが通じたかどうかはわかりませんが、勝利できたことは素直に嬉しいです。

いざ6/30の決勝戦、カナダ選に向かい準備します。

 

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