見出し画像

よいこの映画時間について

「よいこの映画時間」とは、作家の山口路子さんとの映画対談です。

作家とゲイの「よいこふたり」は人生ひっかかり。
映画を通してあれこれとおしゃべりすれば、生きるヒントが見つかるかもしれない。
そんなふたりのおしゃべりで、何を学べるの?

と、いうのをテーマに、2017年に始まりました。

 山口路子さんは、「ココ・シャネルの生き方」をはじめとする「生き方シリーズ」「言葉シリーズ」などを書いており、最近では、「逃避の名言集」がいろいろな書店でプッシュされており、よく見かけます。2019年12月に発売された「カトリーヌ・ドヌーヴの言葉」出版時には、少しお手伝いをさせて頂きました。
 
 路子さんとは、南青山MANDALAで開催された女優・毬谷友子のライブで、共通の知り合いを通じて出会いました。ふたりとも毬谷友子が好きで、同じ舞台を観に行っていたし、同じライブにも行っていたので、見かけたことは何度かあったのですが、この時に初めて話をしました。
 ライブ後、なんとなくナンパした男性も交え、5人でお茶をしたのですが、ぼちぼち歳の離れている路子さんと、不思議と話が、そして感覚が合いました。今まで、そういう人と知り合うことができなかったので、話が弾んだことを今でも覚えています。
 
 出会いをきっかけに、映画の好きな私たちは、一緒に映画を観に行ったり、話をするようになっていきました。特に映画に関する路子さんのブログを読むのをとても楽しみにしていたので、もっと映画の記事を読みたいとかなんとか言い、「たとえば路子さんがしゃべったことを誰かが記事にするとか」みたいな提案をしてみたりしました。その「誰か」が私になり、そしてあれよあれよと連載がはじまりました。

 おかげさまで、2020年3月現在、連載本数は55本を迎えました。
 映画好きと言っても、映画好きの人が観るような本数を私自身観ていないし、もちろん路子さんよりも観ていない。そもそも、映画好きとされる人が観なくてはいけないみたいになっている過去の名作も全然観たことがない。好きの偏りで観る作品を選んでいるので、映画好きを公言している人に怒られそう。
 それでもこうして連載を続けられるのは、映画が面白いからだけではなく、路子さんとの会話から生まれる「生き方のヒント」みたいなものを得られるからだと思います。時には話がそれて、映画の話がぶっ飛んでしまうこともあるけれど、それでも好きなように話し、感じたことをぶつけるのが、とても面白いです。

 「よいこ」と名付けたのは、子どものように好き勝手に話しちゃえ、という意味合いが含まれています。だから、良いものは良いと言い、気に入らないものは気に入らないと言い放ちます。全ての作品が良作とは限らない。そして、みんなが同じ意見を言うとは限らない。いろいろな意見があっても良いと思うので、好き勝手に話します。だから、「こういう考えもあるのねぇ」くらいのあたたかい目で見て頂ければ幸いです。

 最後に、「よいこの映画時間」は基本的にネタバレ記事です。結末から話してしまうことも多いです。それを踏まえた上でご覧ください。

#映画 #映画対談 #映画レビュー
#よいこの映画時間
#山口路子 #りきマルソー
#作家 #ゲイ

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?