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やっぱし武将や豪傑描かせたら国芳が一番だ! わし流 芸術の春2023②「浮世絵でたどる信州ゆかりの武将と名所」日本浮世絵博物館…わし流ショボ鉄たび2023⑥合同

「青春18きっぷ」で中央東線をひたすら進むこと、ワシんちから4時間半。ようやく松本へ。駅からはたぶん北アルプスの雪をかぶった常念岳が見えました。


駅からバスで日本浮世絵博物館へ。バスにはワシと入れ替わりに外国人のおっちゃん2人組が乗り込んできました。やっぱし浮世絵は外国人にウケるのかな?


なんではるばるここに来たかというと、タイトルどおりの特別展をやってるから。なぜそれを知ったかというと、たぶん去年の暮れ、八王子の夢美術館に行ったときチラシをもらったからだとおもいます。「そんなとこに置いたって都内から松本まで見に行く人がいるかよ!」と思う人も多いと思いますが、ここに少なくとも1人はいたわけですね。

今回の感想もタイトルどおり。国芳は猫の絵やだまし絵のようなものなど、いろんなことができる人ですが、ワシとしてはやっぱし武将や豪傑の絵がいちばん好きだと改めて思いました。


実はワシ、現地に行って初めて知ったのですが、浮世絵博物館のとなりには「松本市歴史の里」があり、いくつかの歴史的建造物が立ち並んでいます。まだ時間があったのでこっちも見学することにしました。

重要文化財 旧松本区裁判所庁舎


旧松本少年刑務所独居舎房の鉄格子のある窓からは、雪を頂いたたぶん美ヶ原が…。もっとも建物は別の場所にあったものの移築だとおもます。

なんとなく「あしたのジョー」の少年院を連想…。


その他、旧昭和興業製糸場などがあり、なかなか見ごたえがあります。断層の麗人で有名な川島芳子記念室もありました。おもいがけず、いろいろなことを見ることができました。

風がびゅうびゅうと吹きすさぶ中、ふたたびバスに乗り込みます。車窓からは上空にたぶんオオタカが飛んでいるのが見えました。

少し早いですが駅前で「カプセル飯獣」の1つ、松屋の優待券でカルビ焼肉定食&瓶ビールの晩飯。

駅の売店で珍しくば~ちゃんへのおみやげ「塩羊羹」を買い込み、中央線上りに乗車。途中、下諏訪で降りて共同浴場で温泉入湯。たしか240円でした。

ふたたび上り普通列車に乗り込み、大月行きでしたがあえて小淵沢で下車。ときどき乗っていた20時19分始発の高尾行きが今度のダイヤ改正でなくなってしまうということを身近な情報通に聞き、最後のお別れに乗車というわけです。

塩山~勝沼ぶどう郷間の車窓はやっぱし「銀河鉄道の夜」のように見えました。


このときの展示は凄くよかったなあ🔻


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