秋の上州・湯宿温泉にJR「秋の乗り放題パス」と路線バスだけで行くつもりが、なんでこ~なるの!?…わし流ショボ鉄たび㊻
新幹線も使える「JR東日本パス」は混雑が予想されるため、今回はパス。いつもの秋のように「秋の乗り放題パス」を使用し、ディーゼルの八高線を経由して上州は高崎へ。ここで立ち食い(椅子あり)のカツ丼の昼食をとりました。今回はまえから気になっていた上州は湯宿温泉に向かいます。
上越線に乗り換え、久々に後閑で下車。いつのまにか無人となっている駅舎の改札上をふと見ると、どうやら時計も撤去された様子。外房線の勝浦のホームの一部の屋根は取っ払われていたし、テレビで鉄道150周年の綺麗ごと中心の番組とは裏腹に、現実は近頃あちこちの駅でギスギスしたものを感じます。
…ってなことを考えてボ~ッとしていたのか、あろうことか逆方向に向かう路線バスに乗ってしまいました。あわててすぐ次のバス停(100円)で下車するも、本来のバスまではあと4分。吉田拓郎の「慕情」ではないですが、「♪胸が、張り裂けそう~」なほど急いだものの、ついに約50m先を目標のバスは走り去っていってしまいました。
次のバスまでは1時間ちょいあります。数年前に上毛高原などの駅ハイでこのあたりを歩いたこともあるし、駅前の地図を見ると画像右端にある(温泉マーク)湯宿温泉も歩いて行けないこともないかも…と、てくてく歩くことに。
橋を渡っていきます。
ふと見あげると、空はすっかり秋模様。
1時間ほど歩くと、「羽場」というバス停を発見。ちょうどあと5分かそこらで14時22分のバスがあります。実は歩くのが嫌になったら途中のバス停から乗ろうと思っていたのでした。
とはいえ、バス代をケチってそのまま歩いていこうかな…とも考えていたのですが、乗って正解でした。目的地までは歩けばまだ1時間か、それ以上はあったでしょうから。
湯宿温泉で降りたあと、しばしそのへんを散策。ススキもご覧の通り。
見下ろした温泉街も秋の風景の中にあります。
紅葉の中に複数の「向こう側の連中」が確認できましたが、目を合わさず、知らん顔をして通り過ぎました。
温泉は若山牧水も宿泊したという金田屋で日帰り入浴。660円…今回頼りにした、まえにどこかで貰った折りたたみのパンフレットよりも値上げしたようですが、とてもいごごちのよいお風呂でした。
秋ともなると夕暮れは冷え込むことも予想されるので、湯冷めしないようタイミングを見計らって温泉を後にし、バス停へ。途中から乗って来た人とワシの2人しか乗っていませんでしたが、今度はらくちんに駅まで行けました。
後閑駅近くのコンビニでアイス最中を食べたあと高崎まで戻り、「カプセル飯獣」の1つ、松屋の優待券を投入し、久々に「ブラウンソースエッグハンバーグ定食」&瓶ビールの夕食となりました。
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