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ワシが行かないはずがない! 漫画本線池袋線!? わし流 芸術の春⑦「藤子不二雄Ⓐの まんが道展」豊島区トキワ荘ミュージアム⑧「歩く、描く 谷口ジローと清瀬」清瀬市郷土博物館…わし流ショボ鉄たび2023⑧合同

ワシんちから拝島へ、拝島から西武線を小川、東村山、所沢、練馬で乗り替え、西武池袋線は東長崎へ。このあたりは西武鉄道のウォーク&ハイキングで歩いたころがあり、その頃にマンガの聖地であるトキワ荘の跡地や、今回復元された場所である公園にも行ったことがあるので、「だいたいわかるな」と軽く考えていました。

が、道をおもいっきり間違えて大幅に遠回り。結局、あまり使いたくないグーグルマップを使用する羽目に。油断はできませんな。

青梅の赤塚不二夫会館と入れ替わるように開館したトキワ荘ミュージアム。しかしコロナ禍でもあり、しかも東長崎という、言っちゃなんだけどおもいっきり中途半端な場所にあるだけに、3年たってようやく重い腰を上げたわけです。

さてこのミュージアム、復元されたアパートの2階のリアルさ、特にトイレの汚れ具合には驚きました。ここまでバッチくていいのか? しかし昭和レトロは美化されすぎているきらいがあり、「本当は汚い部分、嫌な部分もいっぱいあったんだよ」というメッセージがあるように思えてなりません。

真ん中に廊下があり、左右に狭い各部屋が並ぶ。これは何かに似ている…あ、そうだ、今月初めに行った松本少年刑務所にソックリだ。ただあちらと違ってトビラは分厚くありませんでした。そりゃそうだよ、閉じ込められているわけじゃないんだから。

さて、1階部分はマンガ原稿や当時の雑誌などの展示フロア。今回は藤子不二雄Ⓐ先生の「まんが道」というわけです。

ワシの「まんが道」体験は、まだ隔週刊の頃の「少年チャンピオン」、「週刊少年キング」での連載はけっこう読んでいた記憶があり、少年画報社からのコミックスは全巻持っている…と言いたいところですが、最後の数巻がないようで、最後の方は分厚い愛蔵版の下巻で補っている感じ。続編の「愛…知り染めし頃に」は単行本2巻目ぐらいまで、と、よく考えてみたら全部読んでいるわけではないような…?

とはいえ、やっぱし特に気になる特別展なので見に行ったわけですね。

館内の壁には漫画家の先生方の色紙がズラリ。面識のある人も数名ありましたが、石川ゴエさんのものはなかったのでほっとしました。

お昼になったので「まんが道」にも出てくる「松葉」へ行ってラーメン、ギョーザ、ビールの昼食。たいへん美味しゅうございました。次にミュージアムに行くときにも寄ろうとおもいます。

ところでこのあたり、最近は昭和レトロで売っている様子。先ほど書いたように青梅からは赤塚不二夫会館は閉館、街角の映画の絵看板も取り外しており、昭和レトロが豊島区に移ってしまったような気がしないでもありません。


駅に戻り、西武池袋線を清瀬まで戻って清瀬市郷土博物館へ。途中、駅の近くなのにまだ畑なんかがありました。そういえば20年ほど前、マンガ友達のMさんが住んでいたアパートに行ったことがありましたが、窓から畑が見えたので、あるいはこのあたりだったかもしれません。部屋が汚いわけではなかったのですが、衣類が台所の板の間の部分に山のように積んだままになっており、「これじゃあワシの方がまだましだな」と思ったことを覚えています。

ここでの特別展は「歩く、描く 谷口ジローと清瀬」。テーマが地元清瀬にほぼ限られるとはいえ、ちょうど1年ぐらい前に世田谷で見た「描くひと」に比べると、正直、展示点数が少ないとおもいました。


去年見に行ったのは🔻


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