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浮世絵展でマンガ制作新兵器導入を決意!? わし流 芸術の春2023⑪「芳幾・芳年-国芳門下の2大ライバル」三菱一号館美術館⑫あってはならぬ間違いで「知りたくないの」を聴き逃す大失態! ことし90歳「菅原洋一・英介~親子コンサート~」よみうり大手町ホール

おなじみ芳年と、正直、あまりなじみでなかった芳幾。おもにこの2人と、師匠の国芳の作品を展示。「うまい」ということでは弟子2人の方がうまいような気がするけど、迫力という点では師匠の方が上に見えました。今度、浦和でまた国芳の展示をするらしいので、そちらにも行ってみたいと覆っています。
なお後で知ったのですが、今回、初めて行った格調高い三菱一号館美術館、このたび長期休館になるらしいです。



ところで浮世絵の展示以外にも現在「モーニング」で連載中という「警視庁草紙ー風太郎明治劇場ー」の制作ビデオの上映がありました。これを見たワシは「う~む、ワシも今よりは少し先に行くべきか…そうだ、あとで有楽町駅前のビックカメラを見ていこう。近いもんな」とおもいつきました。

歩いて有楽町駅まで戻りましたがまずは昼食。いつもの吉野家です。「次に行く菅原洋一親子のよみうりホールは目の前だから15分前に店を出れば十分だな」と余裕でした。

が、行ってみるとやけに静かな雰囲気。もしかした例のアレが出ちゃって中止…? いや、違います。チケットをよく見るとよみうりはよみうりでも「よみうり大手町ホール」なのでした。大急ぎで有楽町から大手町へ。3月というのに汗びっしょりで向かいましたが、すでに始まっていました。

ロビーから見た大手町の風景…のイラスト化


遅れて席に着くと、「♪誰もいない~ ♪誰もいない~」と、まるでさっきのワシの状況を唄っているかのような声が聞こえてきました。そして最大のお目当てのはずの「知りたくないの」はすでに唄い終わっていいたのです。

しかしベートーベンの「月光」をイントロにして始まった「今日でお別れ」は圧巻でした。双眼鏡で見ると眉毛を「八」の字にして泣きそうな表情で熱唱。今年90歳のおじいさんが泣きそうな顔となると、なんだかじ~んときてしまいます。

このところサブちゃん、若大将と、昭和のスターを見に行って「やっぱ潮時ではあるな…」と思わざるを得ないところもありましたが、菅原さんは座って唄ったり息子さんにまかせて引っ込んでいる時間もある…と、「やっぱりな」と思う反面、立って唄うときもあるし、何より歌声を聴くと、まだいけそうな感じを受けました。息子さんがそばにいるのも心強いでしょう。杖を突いている人が多かったサブちゃんのファンに比べれば、観客の足元もしっかりしている人が多い様子だし、少なくともワシが「知りたくないの」を生で聴くまではやっててもらわんと困ります。

そこからは東京駅の方が近いのですが、またまた歩いて有楽町に戻り、ビックカメラへ。そこでマンガ制作秘密兵器の「現物」を少し試してから家路をたどりました。


川崎でも芳年を見ましたな🔻


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