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名作童話「泣いた赤おに」の ふるさとへ日帰りして40年前のブロディ&スヌーカ仲間割れを想う…わし流ショボ鉄たび⑬…い~かげんな撮り鉄⑫合同

4日間有効の「大人の休日俱楽部パス・東日本」、2日ですでに元は取ったし4日連続はキツいため、3日目はあえて「お休み」。

満を持しての4日めはついに早起き…はこの日もせずに、午前11時東京発の「つばさ」で山形方面へ。この画像は写真のイラスト化です。


つばさ211207標準


昼めしはいつものようにニューデイズで買った…のではなく、この日はパン屋さんで買った焼きたてパンにしてみました。3つで900円ぐらいになっちゃったけど、うまかったです。

パン211207-1ブライト&ビビッド.jpg80


福島から山越えをすると車窓には雪が見えましたが、目的地高畠は雪はなく、雨のあとのようでした。途中まで間違えてフツーの車道を歩いてしまいましたが横を見ると写真のような遊歩道らしき道が見え、途中で「ワープ」しました。この遊歩道はどうやら廃線跡のようです。


遊歩道211207-1ゴージャス


目的地である「浜田広介記念館」までたどり着くと、なにやら不思議な光景が!!

逆さ木々211207-1ゴージャス


500円の記念館、この時間にはワシひとり。ワシも絵本を持っている不朽の名作「泣いた赤おに」のスライド上映の時間を頭に入れながら展示物を見ました。15分ほどのスライドのナレーションは「おしん」の大奥様や小津安二郎作品で、ワシはいまもときどき目にする長岡輝子。「うまい!」というほかなしの名調子。スライドはもう1本、タイトルは知ってたけど内容は知らなかった「りゅうの目のなみだ」も名作でした。

写真は広介さんの生家を移築したものだそうです。

ところで「ココロノヤサシイオニノウチデス」と自分で言ってるようじゃあ、村人は疑って訪ねていくはずありませんよね。かつて30年ぐらい会ってないけどいちおう友人ということになっている1コマ漫画家の石川ゴエさんが自己紹介のとき「え~、性格は優しいです」とぬけぬけと言っていましたが、正直、ワシは疑念しか感じませんでした。

あと「泣いた赤おに」で思い出すのは40年ほど前、スタン・ハンセンが全日本プロレスに移籍したとき、「超ミラクルパワーコンビ ハンセン&プロディ組」を実現するためには当時ブロディが野獣コンビを組んでいた〝飛獣〟ジミー・スヌーカと別れなければならないことは誰もが思ってたんだけど、テキトーな別れ方だと「やっぱりプロレスは…」と言われかねないため、東京体育館でしたか、お約束どおりの? 同士討ちか何かをきっかけにスヌーカが「そこまでしなくても…」とそばで見ていて心配になるほどの、とてつもない顔面大流血をしたことが思い出されます。もっともスヌーカはその後ニューヨークで大出世したから、ま、みんな得したわけですが。

しかしその数年後、今度はブロディが来ていた新日本プロレスで、野獣コンビが特に和解のストーリーもなくしれっと再結成したわけですが、その頃のスヌーカは全日時代のようなしなやかなでギラギラしたカッコよさはなくなっちゃってましたね…。

ひろすけの家211207-1ブライト&ビビッド


遊歩道で40年前のプロレスに思いをはせながら駅に戻り、駅舎内にある温泉、太陽館に入湯。300円は安い! 電車が来るまでの時間にニューデイズ…の前に出ている地元農家生産のニンニクとシイタケをおみやげに買いました。あ、広介記念館では「泣いた赤おに」の一節「イツマデモトモダチ」Tシャツも購入しました。いつもはほとんどおみやげなど買わないショボ鉄たびですが、今回は買った方だなぁ。

ふと改札の上を見るとこのような時計がありました。

駅の鬼211207-1ブライト&ビビッド.jpg80


乗った電車は東京行き…ではなく、いったん山形へ普通列車で行き、駅ビルの食品売り場でイカの握り寿司やミニアワビ丼などを購入し、東京行きの「つばさ」車内で食べました。美味しゅうございました。

べんとう211207-1ブライト&ビビッド.jpg80

なお駅でもらったリーフレット等によると、高畠には昭和レトロの商店街があるとのこと。またいつか、行ってみたいと思っています。


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