おっさんが1人で見ても面白かった! 特にタコの足の動きが…わし流 芸術の春2022⑪「リトルマーメイド」劇団四季/静岡市民文化会館…わし流ショボ鉄たび㉔合同

「青春18きっぷ」を使用して、静岡まで遠征。昼ごろ着いたので駅の立ち食いそば屋でチーズうどんなるものを食べました。ネバネバして口やどんぶりの底にチーズがくっついたりするのが難ですが、ソコソコうまかったです。

歩いて市民文化会館へ。途中の路上には徳川家康公が。

わざわざ静岡に遠征して「リトルマーメイド」を観劇。実はここにはこの10年くらいの間、「美女と野獣」「CATS」「オペラ座の怪人」も見に来ています。「18きっぷ」で日帰りできちゃうから来てしまうんですね。

この会館はいささか昭和レトロの趣があり、正直、イスは窮屈。しかしそこがまた懐かしい感じもします。

イスの下から「ボコンボコン」と海の底の音が。主人公の父である海の王様ポセイドンが出てくるとこの音がするのですが、やけにリアルだなと思っていたら、あとで見るとワシのすぐ頭の上にスピーカーがありました。もっとも、音は下から聞こえてくるように思えましたが…。

リアルだったのは主人公のおば、タコ女王？ のタコの足。数人の黒子がリアルに動かしていました。映画のCGはいささか見飽きてきましたが、やはりアナログの動きは味があります。かなり「人件費」がかかりそうですが…。

主人公は半分ぐらい「宙乗り」、いや海の中を泳いでいるイメージ。むかし見たよみうりランドの水中バレエをふと思い出しました。

女子トイレは激混み、男子トイレはガラガラということでもわかるように、子供からバ…、いや高齢の方まで明らかに女性が多いのですが、先ほど書いたようなことから、特撮ファンのヲタクにも受けるかもしれませんな。

ところで東京だとワシがおさえた最後列3300円のC席はすぐに売り切れてしまうイメージなんですが、ここでは意外と前の方の高い席は埋まっていても、後ろの方は空席がありました。

休憩時間に外を見ると城跡の公園でしょうか、桜が咲いていました。静岡は暖かいイメージなのですでに散っているかと思いましたが、そんなこともなかったです。

終演後は沼津まで戻り、スーパー食品売り場を物色。目を付けていた「ステーキ弁当」が割引シールを貼られる兆しが見えたのでタイミングを計り、行ってみると3割引きになっていたので購入。沼津始発の普通列車グリーン席で食べました。

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