見出し画像

モノクロ・サイレント・活弁・生演奏がミョーに新鮮…わし流 芸術の冬2024⑩活動写真バラエティV「最後の人」「鳥返山心中」「キートンの化物屋敷」(となっているけど銀行員だったかな?)古石場文化センター…20年ぐらい前に行ったときは改装か何かでやってなかった…⑪江東区芭蕉記念館

昨年1年間は国立劇場のガラガラの3階席を根城にして歌舞伎をなんとなく見見ることが多かった? ワシ。
先月の小津作品をきっかけに、今年は活動弁士付きのサイレント映画や深川・隅田川近辺を歩くことをときどきやってみようと思っています。

で、今回はタイトルの2つ。
活動弁士といえば金田一耕助シリーズの「悪魔の手毬唄」ワシらはその存在を知り、その後ときどきチャップリンやらキートンやらを見に行ったりしていたわけですが、ここ数年はご無沙汰。
先月お怪我をされたとかで休演となってしまた沢登翠さんの名調子を久々に聴ける…とおもいきや、今回も。
しかしご本人が登壇し、順調に回復されているご様子で、安心しました。

前回も思いましたが、ちょっと見ないうちに新しい弁士さんも続々と登場しているイメージ。
もらったチラシによるといろんなところでやってるようなので、もしまだ見たことがないという人は、昔のものなんだけどなんか新しくもあるような、なんだか不思議なこの世界を一度体験してみるといいと思いますよ。

ところでここで「追悼 中島貞夫 映画監督」という立派な本を、なんとタダでもらってしまいました。「ご自由にお取りください」と書いてあるものの、こんな分厚いものを…と躊躇していると、他の人がもらっていったので「んじゃワシも…」というわけです。
おもに京都のテレビの映画番組での解説を集めたもので、現役監督がつとめられたというのは珍しいんじゃないでしょうか?
そういえばカン違いでなければ監督がたしかEテレで映画の歴史の番組を録画してある記憶がありますが、久々に見てみようかなぁ。

さて、実はこの会場に行く前に行ったのが「江東区芭蕉記念館」。あの松尾芭蕉の記念館です。20年くらい前、マンガ「風流温泉ひとり旅」いや「風流同をゆく」だったかな? で行ったときは改装中か何かで、やってなかったんだよな~。なので今回はリベンジというわけです。

芭蕉は2度にわたって深川に住んでいたのですが、なんでかというと、途中で「八百屋お七」の大火によって焼け出され、しばらくしてから戻ってきたとのこと。「八百屋お七って実在してたんだなぁ」と、改めて思ったりしました。
また、あまりにも有名な「奥の細道」以外にも、芭蕉はあっちこっち歩いているようなので、ま、とりあえず深川近辺のゆかりの地でも、そのうちまた行ってみようと思っています。


この句で開眼したとのこと

こちらもよろしく▼


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?