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管理薬剤師のつぶやき【春の不調に効く食材♪】

東京も桜が咲き始めました^^

春ですね💜

暖かい日差しに、春眠暁を覚えず…😪

春眠(しゅんみん)暁(あかつき)を覚えず
とは、

《孟浩然「春暁」より》
春の夜はまことに眠り心地がいいので、朝が来たことにも気づかず、つい寝過ごしてしまう

という意味です。

全文の現代語訳を参考までに・・・
春はぐっすり眠れるものだから、夜が明けたのに気づかず寝過ごしてしまった
あちらこちらから鳥の鳴き声が聞こえる
昨晩は、風や雨の音がしていたが
花はどれくらい落ちてしまっただろう

要するに・・・そう!
春の心地よい朝寝坊をうたった詩であるのです(^-^;

一方で、清少納言『枕草子』の冒頭には「春」を詠った部分として

春はあけぼの
やうやう白くなりゆく山ぎは、すこし明かりて
紫だちたる雲のほそくたなびきたる

現代語では・・・
春は明け方がよい
だんだんと白くなり、山のきわが少し明るくなり
紫がかった雲が細くたなびいている(のがよい)

と春の朝の美しい様子が詠われています

心地良く眠れるのも良いですが・・・
朝寝坊を季節のせいにするわけにもいかないのが、現実です・・・ね(;・∀・)

新生活が始まる時期、ぜひとも早起きして朝の素晴らしい情景を目にしたい、
と思うところではありますが

「春」を迎える私たちの体はどうなっているのでしょうか?

「暦の上では「立春」(2月上旬)から「立夏」(5月上旬)までが春となっていますが、実際に春を感じるのは、3月から5月末頃ではないでしょうか🌸

植物の芽が出て花が咲き、虫たちも活発に活動を始める季節です。

寒さが幾分和らぎ、体の機能も少しづつ目覚め始める時なのです。

身体的、精神的に目覚め、不安定になりやすい時期でもあります。
気温の変化も激しい為、体調を崩しやすくなりがちです。
また、冬の間にため込んだ脂肪や老廃物、有害物質を追い出そうとする
「解毒」の働きも起こります。

「解毒作用」といったら、その要(かなめ)となるのが「肝臓」です。
春には「肝」を助ける食材を食べるのが良いとされています。

どんな食材が「肝」を助け、解毒作用をもたらしてくれるの?って
気になりますよね💦

まさに春が旬の食材
たけのこ、ふき、ふきのとう、よもぎ、かぶ、なのはな・・・
グレープフルーツも良いそうです
これらに共通している点は・・・「苦味」

この「苦味」が春の体にはぴったり!

今は1年中、いつでも何でも手に入る便利な世の中ですが

「旬の食材」が実はその季節の「体」にはぴったりなんです☆

さすが自然界は良くできている!(^^)!

ということで、体がちょっとだるくなりがちな「春」ではありますが


万物も人間も全ての機能が目覚める《素晴らしい季節》として過ごす為に
体調管理をしっかりしたい今日、この頃です。

まずは、早寝早起きから・・・(^^;

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