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離乳食を苦いものから始めると、好き嫌いが少なくなるらしい。【味覚に関する研究より】

ご訪問ありがとうございます。まだお喋りはほんの少しな2歳9ヶ月息子と6ヶ月の娘を子育て中のリケジョママです。

前回、鉄不足と発達のこと、アレルギーのことを書かせて頂きました。

今日は、「好き嫌いと離乳食」について。

息子の時は知らなかったけど、娘には好き嫌いが少なくなるような順番で離乳食をあげるように心がけています。(息子は好き嫌いが多いので・・)

後悔した経験も、誰かのためになれば良い経験になる。そんな想いで、書かせて頂きます。


離乳食は苦い野菜からあげるべし

今日ご紹介するのは、イギリスで行われた研究。

これによると、離乳食を野菜からはじめると好き嫌いが少なくなるんだとか。

どんな研究によって、何が分かったのか具体的にご紹介します。

赤ちゃんの味覚に関する研究

研究では、生後4〜6ヶ月の赤ちゃん60人を ①離乳食を野菜で始めるグループ と、②特に指定をしないグループ にランダムに振り分けました。

1ヶ月後、赤ちゃんが初めて食べる野菜をどれだけ食べるのか調べたところ、、、

【①離乳食を野菜で始めたグループ】は、②に比べて
🥕初めて見る野菜をたくさん食べた
🥕「野菜を好む」と母親が評価する割合も高かった

という結果になったそうです。

研究から言えること

研究に参加した赤ちゃんは、果物の好みも評価されましたが、両グループに違いはありませんでした。

ここから言えることは、果物など甘みがあるものを先にあげてしまうと、苦味のある野菜を好まなくなる赤ちゃんがいる、ということです。

人参やかぼちゃなど甘みのある野菜よりも先に、ほうれん草など苦味がある野菜をあげた方が、更に受け入れる味の幅が広がるのでは、とも考察できます。

娘への実践記

ということで、娘には”ほうれん草”や”インゲン”など苦味があるものから積極的にあげるようにしています。

苦味のある野菜の代表格、ピーマンもあげようとチャレンジしましたが、私は薄皮を上手く剥けなくて断念しました・・・。

ネットで調べると、薄皮を向いて離乳食初期から与えている人もいますので、器用な方はぜひチャレンジしてみてください。

ゆるーくね。

研究の結果を改めて見ていて思ったことがあります。

効果判定が1ヶ月後なら、2〜3歳の時の好き嫌いに影響があるのか分からないなぁということ。

息子は離乳食期には何でも食べてくれる赤ちゃんでしたが、2歳前後から食べられるものがどんどん減っていきました。

もう一回言う。ゆる〜くね。

何が言いたいかというと、「苦味のある野菜からあげなかったから子どもの好き嫌いが多いんだ」と自分を責めないで頂きたいことと、

これから離乳食をはじめる方は「苦味のある野菜からあげなきゃ!」と自分を追い詰め過ぎないで頂きたいな、ということです。

ゆる〜く子育てしてるくらいがちょうど良い。
そんなふうに思う今日この頃です。

どうぞよしなに。

参考図書

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