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トレーニー必見!バレンタインチョコの断り方

バレンタインの空気が漂う如月。街を歩くとどこもかしこもチョコレートの誘惑が口を開け、我々一般大衆を飲み込もうと待ち構えている。
しかし減量中の人間はもちろん彼らに打ち勝つことが宿命だ。クリスマスに始まり、年末年始でピークを迎える食の誘惑。それらを乗り越えてきた減量人に立ちはだかる最後の壁、それがバレンタインだ。

自らその壁を打ち破ることはある程度簡単なのだが、問題なのは親しい人が絡んだ時である。
それが恋人なのか、親なのか、はたまた職場や学校の人なのかは人それぞれだろうが、あんな糖質と脂質の塊でほとんどタンパク質の入っていないものは食べたくない…

しかし、なぜか筋トレを理由にチョコを断ると変人扱いされる。
「そこまで気にしなくてもいいのに」
「筋肉ってそんなに大事なの?」
「キモっ」
とかなんかそんなもんである。刺々しい言葉の暴風雨。身体を鍛えることは心も鍛えることだが、さすがにそんな精神攻撃を受けるとひとたまりもない。

そんな精神攻撃を受け流す、いや、発動すらさせない方法を遂に見つけたのだ!
大事なのは防御ではなく、攻撃封じである。
次の一文を言えばよい。

「ニキビできちゃうからやめておく」

これである!これを言えばどんな人でも
「そうなんだ…、大変だね…」
と、ものすごく哀れみの言葉をかけてくれる。こちらが申し訳なくなるくらいだ。筋肉は人によって好き嫌いが分かれるが、やはりニキビに関しては好きな人などいないことを示唆している。マジでウザいよあのブツブツ!!
さらにこの呪文はバレンタインに限らず、あらゆる場面で応用可能だ。焼肉に誘われた時、新作パンケーキを食べに行こうと誘われた時、お洒落なフルーツタルトを食べに行こうと誘われた時など様々。
呪文が効かないのはサラダバーに誘われた時ぐらいだろう。

ただ、注意点もある。あまり乱用すると食事に誘ってくれなくなったり、たまにお菓子を食べていたりすると激しい糾弾を受ける。
だからこそ、この呪文はバレンタインの時のみの使用にとどめておくのが良いかもしれない。世のトレーニー、ダイエッターの皆さんは用法容量を守って使っていただきたい。


…………まあそんな呪文使う必要無いんですけど☆
え?なんでかって?それは察してね!君たち日本人だろ?察するのは得意だろ??

という訳で皆さまよいバレンタインをお過ごしください。

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