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箱根&伊豆ソロキャンデビュー旅④

さて前回旅の始まりは「彫刻の森美術館」で今夜の宿までのルート検索したらここから5時間半以上と出て、予約してたキャンプ場がここ神奈川の駒ヶ岳ではなく、長野の駒ヶ根だったとやっと気付く私でしたが

前回までの様子はこちら↓

誰がスペシャリストやねんw 権限剥奪やっ!とか自分に突っ込んで

今夜のキャンプ場を確保したら、お腹が減った

まだ足湯待ちながら食べたソフトクリームしか食していない

そわそわして食を忘れていたw

とりあえず芦ノ湖キャンプ場へ向かおう。でもその前に腹ごしらえだ!

事前に調べていた彫刻の森美術館からほど近くの「餃子センター」へ

と言っても、見知らぬ土地の「近く」は遠い
私の腰の高さまである特大のガラガラ(旅行ケース)にはテントやキャンプギアは詰まっていてでかなりの重量で、でも階段しかなくても持ち上げれるようになんとか浮かせられるくらいの重さ。

(6速歩行、一緒にがんばろうな?)ってしばしガラガラに心で語りかけてた
餃子センター到着

ここはスタミナを補給すべく、にんにく餃子を注文
めっちゃ美味っ!!!!!
ニンニクと銀杏がゴロゴロ入ってる

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ビールも飲みたかったけどガラガラ持ってどれくらい歩くかわからんし、体だるくなったら進みが遅くなるからまだやめとこ

電車の色が可愛かった

ローソンが茶色やった
景観を邪魔するしないように?

「芦ノ湖キャンプ村レイクサイドヴィラ」へ向かうには強羅駅からロープウェイ で大桶谷(おおわくだに)が最短ルート

ここがまた凄い景色で!!

そして奇しくも箱根はエヴァンゲリオンのメッカらしくEVAのスタンプラリーに各地で遭遇するのも楽しみだった♪

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芦ノ湖キャンプ場の最寄駅(と言ってもロープウェイのみの駅やけど)桃源台駅は、まさにEVANGELIONの第三線東京市だった!


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駅の中はNERV本部のターミナルドグマへのエレベーターとエスカレーターになっていて、ちょっと、いやかなりテンション上がった!

実際には、山の斜面なので下の階はフードコートと芦ノ湖の遊覧船「海賊船」の船着場へ出れる。

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駅の売店も普通のコンビニと違ってEVAグッズ、EVAのミネラウォーターやスナック、EVA Tシャツ...あらゆるグッズがひしめき合っていて、それと同じくらい木工のオブジェや数珠、観光名所にあるキーホルダー各種など、ザ、お土産物屋さんと言った感じ。

芦ノ湖キャンプ場へ急いではいたものの、流石にEVAの世界線に偶然出逢ってしまったので、しばし写真を取ったり、どんなEVAグッズがあるか一通り観て周れて、これぞ旅の副産物だよね!ってEVAとの出会いに喜んだ。

芦ノ湖キャンプへは、体感、だいぶ歩いた(汗)

そもそもこんな湖のふもと、歩いてる奴はいないw こんなでかいガラガラを押しながら歩いている奴いたら、湖で心中するんちゃうんかと心配になりそうな山の中。

Mapでは徒歩10分だったので余裕と思っていたけど、周りを山に囲まれ、車も2~3台しか通らなかったので心細かった。駅の近隣地図と、iPhoneのMAPを照らし合わせて方角が間違っていないか必ず確認するようにして進んだ。

外灯、ないやんwww

まだ17時だったから明るかったけど、キャンプ場に到着して申し込みや施設の説明を聞いてるうちにどんどん夜の帳が降りてゆく。

さっきまで昼だったのに、急に夜!やっぱり山の中の夜は早い

とりあえず自分のテントスペースまでガラガラ持って歩く。とりあえずテントを貼らないと。今夜の家を早く完成させたい。本当は空腹やし風呂にも入りたい。なんせ、小雨が降ってきたもんだから。

残念ながらキャンプ場の風呂はその日営業してなかった。近隣のホテルの風呂はここから30分。真っ暗で街灯もない森の中を懐中電灯で行って戻ってくる自信と余力がなかったので断念した。

芦ノ湖キャンプ場は結構な敷地で、自分のテントスペースにたどり着くまでだいぶ迷った。車で乗り込めるスペースにガラガラ引きずりながら歩いてくる女性1人。玉砂利の道なので、ガラガラの「ガラガラガラガラ」の音がかなりうるさくて、キャンプ楽しんでいる人が全員歩いていく私を見た。そりゃみるわなw

ここかぁ!やっと着いたー!

やっと自分のテントスペースを見つけても、まだ座れないw

雨もキツくなってきた

実はその日は台風ぶち当たるんじゃね!?ってヤバいって日で、友達にも「その日に関東方面いくん?」って心配されていた。

でも強行で来たんだよね←

とりあえず雨の中ガラガラを開ける頃には当たりは真っ暗。デコに100均で300円で買った防災グッズの頭につける懐中電灯を装備し、スイッチon

おー!手が塞がらずに前を照らすことができる

てかこれなかったらテント組み立てるのだいぶ困難やったー💦

買っててよかった〜

いやー百聞は一見に如かず、聞くだけじゃなくやってみるって大事!

部屋で練習した通りテントシートを強き、屋根を支えるポールをクロスに通してテントを組み立てる。この次点で天候は小雨→雨に変わっており、カッパを着用。

キャンプやアウトドアに縁がない人生だったので、テントがどうやって立体的に「部屋」になるのかも全然わかってなかったけど、めちゃくちゃ簡単にちゃんと部屋になることに感動した。

どうして今までテント泊したことなかったんだろう?敷居の高い大人の趣味だと勝手に決めつけてた。私には無理とか、もうこの歳やし遅い、とかって、勿体ないよな〜と、旅の後日にこれを書きながら思うわけです。乞ご期待w

コロナの影響で、小池百合子さんが「3蜜を避け」や「外出自粛」などの言葉を頻繁に聞くようになった頃。私も2020/5月から在宅ワークになって半年が経つ。家で仕事ができるのは通勤する必要がなくなり、メイクも服もなんでもいいし、誰とも会わない。上司や同期とも会うことがなくなった。

要は、ずーっと家に篭りっきりで、楽でもありつつストレスにもなった。外へ出たい!という欲求から、3蜜を避けて旅行といえば、、、ソロキャンプ?とたどり着いた次第です。

テントサイトには他に3組いた。親子、老夫婦、カップル。皆、それぞれの時間を楽しんでいらっしゃるだろうから、私は私で森と会話しながら今は家をこしらえることに #全集中 しよう(鬼滅には詳しくないが使ってみたかっただけ)

完成したテントの天井に電池式ランタンを吊すと、それなりに雰囲気が出てちょっとテンション上がった。

次は人生初めてのソロキャン飯だ。横になったらこのまま寝てしまう!と意を決して、カッパ着て、必要なキャンプギアを自炊場へ持って行く。

キャンプ場には売店があり、焼き鳥(たれ)とご当地ビールをgetした。非常食で持参していたチキンラーメンがいきなり役立つとは。あとはさっき駒ヶ岳で買った黒卵。

雨風が最大の敵なので、サークル状の自炊場で、できるだけ風がないポジションを探したけど、それより周りが暗いので、早く作って早くテントで食べて寝たかった(自炊場での飲食は動物が匂いで山から降りてくるからNGと言われていて、めちゃビビりながら作った)

周りの明かりは他人のテントのライトと、たまにトイレへ向かう人が懐中電灯持って歩いている灯りくらい。それ以外は真っ暗な闇の中。人間が山にお邪魔させて頂いているのだ。

ポケットコンロで固形燃料を乗せ、チャッカマンで着火!

seriaのステンレス食器にチキンラーメンと焼き鳥を乗せ、浄水を注ぐ

これで本当に茹でれるの?と心配したけど食べれるものにはなった!

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チキンラーメンが水分を吸ってスープは無くなったし、その上に焼き鳥を乗せたもんだから、めちゃくちゃ辛かったけど、固形燃料もちょうど消え入りそうだったので、もうこれでいい!全部持ってテントへ戻る

疲れて空腹だったのでビールと相性抜群で、初のソロキャン飯は雨の中寒さに耐えて作ったご褒美の味がした。寒いし眠いし空腹やし風呂には入れないけど自撮り棒を立てて記念写真を撮って喜ぶ私の姿をご覧ください。

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ちなみに私は家に浄水器をつけていて、1日4Lくらい水や水分を飲むので、

この旅中に毎日ペットボトルを買うのはもったいないなと思い、100均の4L水入れる畳める水筒に水を満タン入れてガラガラに積んで行った(そう、持っていったというより積むが正しい重さw)

それはかなり正解やったなと思っていて、2泊3日のソロキャン旅で、私はお酒以外の飲み水は、全てその持参した浄水を飲んだり、調理に使った。

さあ、食べたら器を自炊場で軽く洗い、明日のプランだけ確認したら寝よう。

ただ雨が激しくて、ベランダで防水スプレーを降ってきた安物のテントは、屋根から雨がしみ込んで結構な雨漏り具合だった。雨がマシになってくれるのを願って耐えていたけど、顔に雨粒が落ちてきてこりゃいかん風邪引くwと思って家の装備を強化することに

テント内にヨガマットを敷いたけど、そのヨガマットが水をだいぶ吸って寒い

300コインズで買った防災用アルミシートを敷き、床からの防寒

そして天井にも貼り付けて雨漏りを予防

今思うと上からアルミシート被せた方がよかったかもやけど、もう外にでる気が無かった。そしてカッパを着て寒さに耐えつつ寝た。生きるー!とか思いながら。

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山がごうごう轟いているし、猪や鹿とか野生の何かが突進してきて食われんちゃくか...とビビりながら。可能性は0ではない。

それから、山伏が螺貝を吹いている音が遠くの方から聞こえたり、

高校野球の最初にアーーーーー!!っていうスピーカーからのサイレン音?みたいなのが3分くらい続いてめっちゃ恐かった((((;゚Д゚)))))))

家族連れできていた子供が泣き出したりして、同調した

寒いけど寝不足は翌日のパフォーマンスも落ちる。ここは睡眠を取っておきたい

しばし寝ようとしたけど足が雨に濡れて冷たくて眠れず。靴下を履き替えた。でも周りがなんとなく濡れていて、これじゃまた足が濡れて風邪を引きかねない。

YouTubeでパッキングにシャワーキャップが便利!と知り何かの役に立つかもと入れていたんだけど、まさか初日のテント泊で雨で足が濡れるのを防ぐために活躍するとは

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シャワーキャップがずれないように足首に髪ゴムで止めています笑

そして内観のアルミ一色の世界ねwww

暖を取るには可愛いとかイケてるとかそんなことは言ってらんない。背に腹は変えられないサバイバルテント泊1日目の夜だった

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