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ハル・ハートリー、映画作りたいってよ

わたしの好きな映画監督のひとり、ハル・ハートリー。

スカパー!で「トラスト・ミー」「シンプルメン」「フラート」の三作が放映された。あらためて観てよかった。いろんなことを思い出した。映画的で、自主制作的で、実験的。特にこのシンプルメンのダンスシーンときたら、本当にすばらしく、何度でも観たい。トラストミーの背面飛びも本当に胸を打たれた。フィルムの質感もすばらしく良かった。4Kとかの技術力に頼らない(当時はまだなかった)ので、なんていうか手作り感があるのだ。CGもドローンも使わない映画の絵面は、シチュエーションの質感と、アングルが勝負。暴力的な表現もあるが、不思議と全体に理知的。アホな登場人物も出てくるが、善人。「人生、みんな迷子なのさ」と言われているみたいだ。

そのハル・ハートリーが、クラウドファンディングで映画を撮りたいと言っている。応募締め切りは1月6日。クラウドファンディングを募るサイトは、何ヶ国語かで彼の文章が訳してある。もちろん日本語も。
まだ3分の1しか達成していないのに、期限まであと2週間だ。全世界にリリースして、この数字なのか。うーむ。

(↑なぜか絵が出ないけど、クリックするとクラファンページに飛びます)

そこにはハル自身が次回作について書いた文章が貼ってあり、読めば読むほど映画は観たい。登場人物も、上の写真のセンター、エリナ・レーヴェンソン、右側のビル・セイジが演じる。(わたしが好きなのは左側のマーティン・ドノヴァン)観たいがお財布は厳しい。うーん。悩む。クラウドファンディングのプレッジ(支援)は、US$10(1000円ちょっと)から可能だ。US$25以上は、支援の額によってサントラCDや台本、映画のDVD、ブルーレイなどがもらえる。どうするどうする。どうせなら、なにか手元に残したい。
(ちなみに1,000,000円以上になると、映画のタイトルバックに名前や社名を入れてもらえるらしい。会社の場合はロゴでもいいそうだ。)

あー。こういう時のためにへそくりは重要だ。今?ぜんぜん持ってないし、つい先週、手持ちのお小遣いの限度額いっぱいまで本を買ってしまった。肝心な時のために、お金は大事にしなければ。反省反省。でも本は買ってしまうよなあ。(言い訳)

さて、クラウドファンディング、どこからお金を持って来ればいいのか。




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