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えんそう

今日は、久しぶりに吹奏楽のコンサートに行った。ムスメが高校の吹部の助っ人で参加する。演奏するのは一曲だけ。わずか10分。

コンクールではないので、中・高・大・社会人の団体がランダムに出演する。朝9時から終了の午後8時まで、どの団体も10分ずつだが、11時間ノンストップである。しかも、今日と明日の2日間。どんだけ出場するのよ。

ムスメの出番は午後6時。ムスメの出身中学校は午後4時。ムスメの同級生の高校もいくつか出演するから、わたしとオットは午後2時から6時半まで、座席を温め続けた。久しぶりにホールで聴く吹奏楽は「ああ、これこれ。この感じ!」と懐かしかった。

このコンサートに出場する学校は、3年生が引退した後の2年生と1年生だけで編成されており、1年生のほとんどが初めてのステージを踏む。完成度の高い演奏を聴く夏のコンクールとは違って、新人のお披露目という感じ。だからすごく出来上がったチームもあれば、生まれたての小鹿が立ち上がるのを見守るような気持ちになるチームもある。この人たちが次の夏、コンクールで火花を散らして戦うのかと思うと感慨深い。中高校生の成長ぶりは目を見張るものがある。特に中学生。わずか半年くらいで同じチームとは思えないくらいに成長するのだ。それは、今日の演奏が伸びしろの指標になるこということだ。だから夏が楽しみでしょうがない。

さて、今日はドッと疲れた。多分、音楽を聴きながら、わたしはすごく考えているのだ。何も考えず、ただ音楽を浴びるだけの時間なら、きっとこんなには疲れないのではないかと思う。というわけで、おやすみなさい。

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