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たべすぎ

胃の調子が悪い。この半月くらい、ずっと吐き気と胃痛がある。何も食べたくない、となるのが普通かもしれないが、不思議と腹が減る。そして、むしょうに何か食べたい。

今日、ムスメの三者面談だったので、学校に行ってきた。帰りに何か冷たいものでも飲んで帰ろう、とムスメの友だちも誘ってみた。「じゃあ、星乃珈琲店がいい」と言うJKたち。いや待て。そこはあなた、わたしのお小遣いじゃ4人分は払えんがな。「マックでいいですか」と言ったら、「わかりましたあ」と元気な声が返ってきた。

JK3人とおばさん1人。頼んだセットのポテトが山盛りになった。それを瞬殺する若者の食欲の素晴らしさよ。おばさんも負けじとせっせと食べた。

あかん。胃にもたれる。調子に乗ってしまったことを悔やんだがもう遅い。わたしの胃袋はJKとは違うのだということを忘れていた。

放課後のマックでキャッキャ笑いながらシェイクを飲み、ポテトをかじる。田舎育ちのわたしの高校時代には、ありえない風景である。本人たちは気づいてないが、ここはまあまあの都市圏なのだ。

今日、三者面談で、「県外の大学は視野に入れていないんですか」と先生に聞かれた。この先、ムスメが大学に行くのかどうかは分からないが、新しい場所に行って、「マックがない。。」みたいな田舎だということもありうる。そんなだったら、どうするんだろう。「ある」ことに慣れていると、「ない」ことに順応できるまで時間がかかりそうだ。

家に帰り着いた。やっぱり胃がもたれて調子が悪い。反省。


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